わくわく香港3日間
                                         
2002年9月14日(土)〜16日(月)

9月14日(土) 

香港 近所の三夫婦での3回目の海外旅行。名古屋空港までは車で行く。乗り換えの煩わしさが無くて楽だった。
 17:20発のCX531便は予定通り離陸。台北経由だったので時間がかかり、香港には現地時間の10時過ぎに着いた。機内食が短時間に2回も出たのにはまいったが。
 香港は雨。香港国際空港は以前の空港とは違って広くてきれいだった。僕達6人だけでマイクロバスに乗り込む。他の乗客はいないらしい。ガイドは山本コータローに似た40歳の早口の男性であった。
 11時頃「ニューワールド・ルネッサンス・ホテル」に着いたが思っていたより古くて少しがっかりした。ホテルのバーは11時半までだというので、すぐ前の「ニュー・エラ」というクラブへ行く。生バンドが耳をつんざくような大音量で演奏していた。DJが入ってディスコタイムになったが、踊る人が少なくいまいち盛り上がらないうちに第一夜は過ぎていった。
9月15日(日)
 
香港  今日は市内観光と買い物の日。でも、今日も雨。
 7:30集合でまず朝食会場へ。アワビのお粥と飲茶だった。お粥は何とも言えないほどおいしかった。
 スターフェリーに乗って香港島へ。世界一長いエスカレーター(乗り継ぎはある)を体験する。生活の足として使われているので、朝は下り午後は上りになるらしい。裏町や古いアパートなど香港の一端を垣間見ることができた。
 次にバスでビクトリア・ピークへ。香港の100万ドルの夜景を楽しむのに最適の場所だが、今日の摩天楼は雨にけむっている。しかし、これはこれで趣がある。
 レパレス・ベイという浜辺は映画「慕情」の撮影が行われた所らしいが、どの場面だったか余り覚えていない。近くのどぎつい色の門や像が立っているお寺も歩いて訪れる。羊や子供が上に乗った鯉など、日本では見られない像も立っている。さわると御利益があるという仏像には列ができていた。なぜかここには中国本土からの団体客も多かった。彼等は帽子をかぶっているのですぐわかる。
 今日の観光の締めくくりは「黄大寺」である。香の匂いが立ちこめ、本堂前の中庭では供え物をして必死で祈っている参拝者の姿が見られる。
 その後は買い物ツアーである。シルクの店→宝石の店→革製品の店とまわる。香港のツアーはこれがつきものであきらめてはいるが、店員の熱心さにはほとほと閉口する。景気の良くないこの時期、日本人の財布も相当かたくなっているのではないだろうか。
 昼食は飲茶。焼きそばやチャーハンもついて日本人にはとても食べやすかった。食後だめ押しとばかりに免税店に連れていかれる。
 4時頃ホテルに戻り、地下鉄で「中環」に出て、「ランド・マーク」でショッピング。ブランド店の高級商店が軒を連ねている。外に出てみると夜景が美しかった。ただ、道路や広場にはフィリピン人であふれていたのにはびっくりした。お手伝いさんとして香港に来ている女性が同胞の人と会うために、日曜日にこのあたりに集まっているそうだ。そう思うと、お菓子を食べながら世間話に花を咲かせている姿も何となくわびしい。
 再び地下鉄で「旺角」に行き、女人街を歩く。アクセサリー等の店が狭い通りを挟んで並んでいる。夕食は女人街近くで怪しげなラーメンを食べる。尖沙咀駅近くの化粧品に寄って10時頃ホテルに戻り、Tさんの部屋で飲む。
9月16日(月)
 
曇り
香港 朝方雨だったが、ようやく3日目にしてやんだ。8:30集合で「ペニンシュラ・ホテル」へ朝食を食べに行く。確かに雰囲気は良かったが、値段が高いのにはびっくり。
 オーシャン・センターのルイ・ヴィトンやトミーの店を見たり、尖沙咀をぶらぶらしてホテルに戻ったら11:30。12:00頃みんなでマックを食べる。日本にはないメニューを食べてみたが、まあまあだった。
 空港で最後の買い物をして16:15発のCX532で一路名古屋へ。