平成15年 グリュッククラブ 第1回  恩寺山(1356.7m)

                       5月11日(日) 曇り時々雨

   駐車場(9:50)→法恩寺山頂上(10:50〜11:05)→駐車場(11:50)

 「グリュック・クラブ」の今年第1回の例会は「蓬莱山」と決めていた。ロープ―ウェイが通じており、水仙や水芭蕉が見頃と聞いていたからだ。しかし、天気予報は全国的に雨。インターネットで調べてみると福井県は何とか午前中は持ちそうなので、急遽予定を変更して「法恩寺山」に行くことにした。アクセスも容易で午前中のうちに下山できるからだ。
 9:50全員雨具をつけて登りだす。買ったばかりの登山靴を今日初めて履くものが5名もいた。(高い靴を買ったのだから簡単には登山を止めることはできませんよ!)
 平成7年に登った時とは打って変わって道がよく整備されていた。しっかりした階段が続いており、石が庭師の仕事のように整然と並べられていた。途中にはコイワカガミやタムシバなどこの季節特有の花がわれわれを迎えてくれていた。
 車の中ではあれほど騒いでいた女性陣の口が堅く閉ざされ、無言の行進である。どうしても、その人達の前に間隔ができてしまう。「頑張れ!」と声をかけるしかない。途中で、スキー場の横を歩くことになる。ゲレンデに立って下を見てみるが、冬とは全く趣の異なる風景が広がっている。涼しい風が下から吹き上げ、さえぎる物がない開放感が何とも言えず気持ちが良かった。頂上近くにはかなり大きな雪渓も残っており、ちょっとした高山気分も味わえた。
 待望の頂上に出るとみんなの元気も一気に回復した。雨が少し激しくなったが、赤兎山や経ヶ岳が手に取るように見えた。ビールで乾杯!「寒くてもビールは格別の味がする。」と男性陣。各家族からいろいろなおつまみも出てきて雨の中のパーティーだ。
 風も出てきたので早々に下山。少し下ると雨もやむ。登りと違い、みんなも元気だ。それでも、駐車場に近づくと「足がつっぱってきた」とか「膝が笑い出した」とかなかなか大変な様子。でも、何とか12時前には車に戻ることができて、一安心。
 その後「ホテル・ハーヴェスト勝山」で優雅な昼食を食べ、温泉に入り、拙宅で卓球をして、某ショッピングセンターが閉店とかで出かけ、カツの夕食を食べて、充実の一日でした。