石川県の山      鞍掛山 477.7m)

                                   
平成24年6月6日(水) 曇りのち晴れ

 駐車場(7:40)→中ノ谷コース入り口(7:55)→鞍掛山(8:40〜55)
 →舟見平(9:15)→駐車場(9:35)

  この山は高速道路から見ると、馬の鞍そのものに見える。生徒と三童子山から鞍掛山まで縦走したことがある。あまりにも長い行程なので、生徒は音を上げてしまい、なだめなだめ歩いたことを思い出す。
 今日は午前中に戻ってくるつもりだったので、6時半に家を出た。約1時間で駐車場に着いた。朝早かったためか、最近舗装されたと思われるきれいな駐車場には誰もいなかった。林道はすぐ二手に分かれたが、ガイドブックに沿って左へ進む。後で気が付いたことだが、ガイドブックでは「中ノ谷散策路」を行くようになっていたが、僕は「中ノ谷コース」を歩いたのだった。道理で「行者岩」なるものが見つからなかったはずだ。「中ノ谷コース」は少し歩くとすぐロープのかかった急登となり、それはほぼ頂上まで続いた。初心者にはちょっと厳しいかも知れないが、滑りにくい道なので、ゆっくり登れば大丈夫だろう。
 途中に大きなササユリが2輪咲いていた。またレンゲツツジも頂上近くにあり、疲れが癒される。左手奥に三童子山がそびえている。頂上まで300メートルの標識が出てくると自然に足が速くなる。
 誰もいない頂上。白山や大日岳を見たかったのだが、曇り空で視界はあまりよくない。足元には加賀平野が広がっているが日本海までは見えない。おやつを少し食べて下山にかかる。「西ノ谷コース」を降りるはずが、明らかに余り人が通らない荒れた感じの道だったので、不安でいっぱいだった。しかし何分も経たないうちに広い整備された道に出たので一安心だった。探したつもりだったが「西ノ谷コース」はもう少し後ろの方にあったのだろうか。
 何度か出てきたササユリの横には、「鞍掛山を守る会」の棒が立っていた。平日だと言うのに5人の登山者に会った。リュックも持たないで登っている人は、健康のために登っている地元の人のようだった。駐車場に戻ると6台の車が駐車していた。
 家には11時前に着いてしまい、シャワーを浴びて妻の買い物に付き合ってまた家に戻ると、ちょうど12時だった。早起きは三文の徳である。

      石川・富山