石川県の山 鳴谷山 (1596.6m) |
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林道終点(9:15)→鎧壁(10:10)→砂御前山分岐(10:30)→ |
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天気はいいのでこのまま家にけるのは勿体無かったので、鳴谷山に登ることにした。末娘が小学校の時一緒に登って以来だから、十数年前のことになる。前を走るジープの人が敦賀から来ていて、しばらく一緒に登る。「シャクナゲとミズバショウが同時に見られる山」として知人からこの山を勧められたらしい。残念ながらそれらの季節は終わってしまっている。 以前登った時はまったく気が付かなかったが、登山道の両脇に茂るシャクナゲの木は見事と言う以外になかった。やがて鎧壁と言われる砂岩がむき出しになったところに出る。左手は絶壁になって落ち込んでいるので慎重にトラバースする。ニッコウキスゲが数本きれいな花を咲かせていた。谷の向こうに鳴谷山のおだやかな山容が見えている。 谷川の水が落ちるあたりにすっかり大きくなったミズバショウが群生している。青 ![]() 砂御前山は以前に登って見晴らしがないのがわかっていたので、右に分けて進む。アップダウンが多く、気の根っこも多く、決して歩きやすい道ではない。上に行くに従い小川と登山道が一体になっていて、赤土が見えている。滑りやすいので要注意だ。 頂上手前の草原は気持ちがいい。右手に赤兎山と大長山が見えている。反時計回りに進んでいくと頂上に出た。左手に白山に連なるきれいな山が見えているが、肝心の白山の上部は雲の中。これだけを期待して登ってきたのでかなり残念ではあった。 帰りに、今まで見たことがないかわいい花を見た。何という花だろう? |