花の百名山 伊豆ガ岳851m)

                      令和元年6月26日(水)晴れ

  登山口(12:55)→大蔵山(13:40〜50)→伊豆ガ岳(14:15〜40)
  →正丸峠(15:20)→登山口(15:45)

 高水三山を登った後、もう一つの山に登るのは体力的に無理だと思っていた。しかし西武秩父線の正丸駅までは20キロと意外と近く、登山口までは車で入れたので30分ほどカットできたので、意を決して登ることにした。
 コースは正丸峠コースト大蔵山コースの二手に分かれていた。最初正丸峠コースを行こうと舗装路を進んだが、山道入り口に案内版が無く、不安になって大蔵山コースを行くことにした。
 早速小気味よい沢の音が聞こえ、いくつかの名もない滝がしぶきをあげている。薄暗い杉林の中を歩くが、大蔵山までほとんど案内が無いので、下山する人に正しい道を歩いているのか確認しなければならなかった。杉林のこんもりした丘が大蔵山だ。何の変哲も無いので、案内板が無ければ通り過ぎてしまうだろう。
 左に折れると、すぐに正丸峠からの道と合流した。アップダウンの少ない気持ちのいい道だ。五輪山に近づくと直登する階段と右に回り込む女坂(巻き道に)に分かれ、その後も鎖場と女坂に分かれたりする。もちろん女坂を歩いたが、やむなく急登を行かなければならない個所もあり、かなり体力を消耗した。最後の頂上直下の道は崩れそうな岩がゴロゴロしていてとても行けそうにない。巻き道をぐるりと裏まで回って、ようやく頂上に達することができた。頂上からは関東平野が一望できるそうだが、残念ながら今日の視界はよくない。
 帰りは正丸峠コースをとることにした。案内が充実しており、ここがメインのコースであることがわかる。ただし、峠までは快適に歩ける尾根道であるが、峠からの道は、登山道に水があふれている所がありとても歩きにくい。
 帰路、秩父の「武甲温泉」で汗を流したが、十数年前に息子を訪れた時のことを思い出しとても懐かしかった。