開聞岳(922m) 

                                2026年4月27日 曇り時々晴れ

  開聞駅(8:00)→2合目登山口(8:30〜40)→開聞岳(11:50〜12:25)
  →2合目登山口(15:00)→開聞駅(15:25)

  6時20分発の電車に乗り、山川経由で開聞駅に。待合室も無いうらぶれた駅だった。さらに方角が全然わからず、ナビが無ければ登山口に着くのは難しかっただろう。舗装された道を歩き始めるが、ゆるい傾斜でも息が荒くなる。しばらく進むと2合目登山口に着く。ここで登山靴に履き替え、ストックを延ばしたりする。

シダに囲まれ30センチほど削られた黒い砂の道を進む。2.5合目に大きな標識があり、川尻集落からの合流地点だ。細い浸食道路が終わると、岩でゴロゴロした歩きにくい道に変わる。周りの木の植生は本州の林などとは異なり、曲がりくねった木がジャングルのように取り囲んでいる。5合目あたりから佐多岬方面や池田湖が俯瞰でき、眼下の景色を見られただけでも感激であった。7合目辺りからは海上に浮かぶ島々も見える。登山道はらせん状につけられているので左側の景色も変わっていく。

道は黒砂からコークスの様な石に変わり、火山を感じさせる赤い石から安山岩の道に変わり、ますます歩きにくくなる。頂上に近づくにつれて梯子やロープが現れ、岩登りの様相になる。突然現れた「山頂 52メートル」の標識に勇気づけられ、ようやく長い登りから解放される。

巨岩が露出した開聞岳山頂は、ぽかぽか太陽に照らされ温かく別世界のように感じた。数人の登山客もほっとした表情でお弁当を食べている。ただ眼下の景色はあまり見えず、時々ガスの切れ間から海岸線が見えるだけだ。

前回登ったのは30年以上前だったが、40分ほど長く時間がかかっている。しかもこれほど厳しい山だとは思っていなかった。でも年寄りは年寄りなりにゆっくり登ればいいだろう。帰りに頂上の裏手にある枚聞(ひらきき)神社に登山の無事を祈念した。