韓国歴史の旅
                                   平成13年3月25日〜28日

3月25日(日) 

曇り
ソウル
水原
儒城温泉
 朝4:09発という早い電車で行ったので、8時前には関空に着いてしまう。
11:50ソウル着。29日から国際空港は仁川(インチョン)に変わるので、金浦(キムポ)はこれが最後だ。
 ソウルでビビンバの昼食の後高速に乗り2時間かけて水原に着く。「水原の華城」を見る。水原市のシンボルとなっている華虹門は韓国随一の水上に建てられた楼閣である。ただ、残っているものは少なくしかも新しく造られたものが多くなんとなく興ざめ。
 また高速に乗り儒城温泉に行き、韓国の家庭料理の夕食。鍋もありなかなか美味しかったが、これからずっと辛い物が続く始まりでもあった。
儒城温泉は一昔前の温泉街のように、どぎついネオンがきらめきそれが物悲しくも見えた。「儒城温泉ホテル」は思っていたよりも大きくゆったりとした気分になれた。大浴場はホテルの外からも大勢の人が入りに来ていると聞いたのでやめにして、早々と寝てしまう。
3月26日(月) 

晴れ
公州
扶余
 暖房が余りにもきつくて毛布の上に寝ていた。
最初に百済の都であった公州を訪れる。ここは古墳で有名である。宋山里古墳群を訪れるが工事中で外から見るだけだった。ちなみに博物館も月曜日は休館であった。
 扶余も百済の都であった。ただし、残っている物は少ない。定林寺跡へ行き五層石塔を見る。風が冷たく寒さが身にしみた。
 次に白馬江に行きゆかりの川を見る。シーズン中であれば舟下りの舟がたくさん浮かんでいるのであろう。韓国の団体が陽気な音楽にあわせて踊っていた。よく見る風景だがこちらまで心がうきうきする。
 「コーロンホテル」はリゾートホテルで、田舎にあったが設備は整っていた。
3月27日(火) 

晴れ
扶余
釜山
 ホテルの窓から韓国式庭園が見えた。仏国寺を左手に望みながら山を登り、ます石窟庵に行く。山の中の広い道をかなり歩かなければならなかった。現地の修学旅行生が大勢いてにぎやかだった。この立派な仏像は1000年ほど土のなかに埋もれていたのを、郵便やさんが偶然見つけたそうだ。
 山を降りて仏国寺へ行く。ここは今回のハイライトともいえる場所で新羅仏教文化のシンボルともいえる所で、やっと遺跡にやってきたという感じだった。広い境内でたくさんのたくさんの歴史的建物を見たが、これでも創建当時の10分の1に縮小されているらしい。
 あとはひたすら釜山に向けてバスは走った。釜山では免税店によって龍頭公園に行ったが、1ヶ月前に来たばかりだったので感慨も無かった。
 夜国際市場に連れて行ってもらう。韓国の市場は活気があるし、いろいろ面白いものもあって楽しい。
3月28日(水) 
晴れ
釜山 韓国では飛行場に向かう際に必ず食料品店に行く。買わないでおこうと思うのについ店員に乗せられて買ってしまう。