浜石岳 (707m)  

 平成26年3月28日(金) 晴れ

 駐車場(7:10)→浜石岳(7:45〜8:00)→駐車場(8:30)

 最近春は富士山の見える山に登っている。今年はシリーズ第3弾。清水ICで降りて由比からミカン畑の中の細い道を登って行く。大きな駐車場に車を止めて、左奥の松林の中を進んでいくと、すぐ青少年野外センターに着く。左手奥に展望台があるというので行ってみる。眼下に由比の海岸線が見えている。左手に早くも富士山が顔をのぞかせているが、白っぽくて輪郭がはっきりしない。
 但沼・立花の分岐を左に折れると無線塔が見えてくる。そこからひと登りあっけなく頂上に着く。広い頂上部にはベンチがあり、眼下には駿河湾が朝日に輝いている。その右手の漁港は清水港であろう。富士山は下の展望台で見たときと余り変わらない。八ヶ岳が木々の間から頂上部を白く光らせている。
 
 ()親山(しんざん) (1031m)
 佐野峠(10:25)→思親山(11:00〜30)→佐野峠(12:00)
 一度だけ乗ったことがある身延線に沿って走る。内船(うつふな)から林道に入る。この林道が長く途中で無事着けるのか不安になるほどであったが、佐野峠に着くと立派な駐車場とトイレがあった。そして、今まで影も形も無かった富士山がいきなり全貌を現わし、感動の瞬間だ。
 いきなりの階段は疲れるが、そこを越せば比較的楽な山歩きだ。頂上近くで木が切り倒された広場に出て、ここが頂上かと見間違える。眼下に見えるのは天子湖だ。富士山も左手に秀麗な姿を見せている。
 本当の頂上はもう少し先で、ベンチのある広場になっている。そして、やっぱり富士山が雪を抱いて輝いている。誰もいない頂上でインスタントラーメンで昼食とした。
足和田山(五湖台)(1355m) 
 紅葉台(14:00)→三湖台(14:05〜10)→足和田山(15:05〜20)
 →紅葉台(16:10)

 和田山に向かう途中本栖湖を見下ろす展望台がある。千円札の裏側に描かれているのはそこから見た富士らしい。確かめようと千円札をかざして眺めている人もいる。登山口の紅葉台へ行くには、舗装されていない荒れた道を進む。観光地としてはあまりに整備されていないので、道を間違えたと思って一度引き返したほどだ。
 1軒ある売店の屋上が展望台になっている。何人かの姿が見えたので行ってみると、入るのには150円取られた。目の前に裾野から広がる雄大な富士山を眺望できるのだから仕方が無いか。
 奥の広い尾根道を進むとすぐに三湖台に着く。30人ほどの団体がいてにぎやかだった。足元に西湖が広がっている。左手奥に霞んでいるのは本栖湖だろう。時間が遅かったせいもあるが、そこから先では人っ子一人見あたらなかった。時々階段のあるのんびりした尾根道だが、さすがに千メートル辺りを越すと雪が出てきた。しかし柔らかくなっているので危険は無い。

 頂上はベンチのある広場になっており、展望櫓が立っている。そこから見る富士山は一段と大きく堂々としていた。反対の木々の間から見える湖は河口湖だろう。