(ひのき)(ぼら)(まる) 1600mm)

                        
平成26年5月16日(金) 晴れ時々曇り

  西丹沢自然教室(7:00)→ゴーラ沢出合(7:55)→展望園地(8:45〜50)  
  →檜洞丸(10:20〜30)→
(いぬ)越路(こしじ)(12:35〜13:05)→(よう)木沢(きさわ)出合 (14:00)→
  西丹沢自然教室(14:30)

 
 西丹沢自然教室の駐車場に車を止め、山に向かってしばらく歩くと登山口がある。沢になっていてどこを歩くのか一瞬迷う。やがて、緑の中の緩い勾配の気持ちの良い道に変わる。
 白い石がごろごろしているゴーラ沢出合から、いよいよ本格的な急登になる。ひたすら下を向いて高度を稼いでいく。地面が崩壊して木の根があらわになった所がある。人が歩くことによっても随分土が削れているだろう。「展望園地」というベンチのあるところで一休み。いつもなら富士山が見えるそうだが、今日は折からのガスで全く見えない。
 急こう配は依然として続くが、ミツバツツジの群落に心が和まされる。シロヤシオも満開を迎え、急に元気が出てくる。頂上が近くなると立派な木道が現れる。周りにはたくさんのバイケイソウが自生しており、これを守るためのものでもあるらしい。
 頂上はブナの木に囲まれていて展望はない。もっとも今日はガスのために一層周りが見えない。早々に犬越路方面に下る。低い笹におおわれていて遮るものがないので、まともに強い風が当たる。急坂や痩せ尾根を注意して降りる。チェーンがかかっているところも数か所あり気が抜けない。安全第一でゆっくり慎重に降りていく。
 数回のアップダウンを経て犬越路に着く。ここは大室山に登った時に通ったのでなつかしい。日陰でカレーうどんの昼食とする。 用木沢出合までは沢歩きがありルートハンティングも必要なので結構気が張る。小さな沢を何回も渡り、山道には似つかわないほどのアーチ形の立派な橋を横切ると用木沢出合である。あとは舗装された林道をのんびり歩けば出発点の西丹沢自然教室に戻ってくる。