岩戸山 734m)

                                   
平成24年3月20日(火)晴れ

 十国峠(9:30)→東光寺(9:45)→岩戸山(10:10〜20)→東光寺
 (11:15)→十国峠(11:30)

 
 日本中あちこち飛び回っている割には、箱根に一度も足を踏み入れたことがないので天気のいい日を見計らって出かけることにした。夜の7時に家を出て10時過ぎ浜名湖SAで寝る。
 翌日は6時過ぎに車を走らせ、沼津ICで降りて8時半ごろ十国峠のケーブルカー乗り場に着く。十国峠から眺める富士山は絶景で有名であるが、今日は上部が雲で隠れている。富士川SA付近ではきれいに見えていただけに残念であった。展望台から下を見れば、湯河原の町とその先に長く延びた真鶴岬がきれいに見えている
 早速広々とした芝生の中を歩く。芝生が緑色に変わるころは、大勢の家族連れでにぎわっていることだろう。源実朝の歌碑を過ぎると、下から読経の声が聞こえてくる。東光寺からのスピーカーの声だ。カイロで聞いたモハメド経のコーランを思い出す。
 参道を過ぎるといよいよ山道に変わる。背丈以上の笹が生い茂っていて、トンネルを作っている。時々視界が開けてくると、かなり向こうにケーブルカーの駅の丸い建物が見えている。ほとんどアップダウンのない開けた道を快調に進めば、山頂手前の最後の登りになる。頂上からは熱海方面が開けており、眼下の町並みからそれに続く伊豆半島の海岸線と山並みがどこまでも続いている。