矢倉岳 870m)

                                   
平成24年4月5日(木)

 金時神社(8:00)→金時宿り岩(8:20)→明神ヶ岳との分岐(8:55)→
 金時山(9:10〜25)→乙女峠(10:10)→乙女口(10:40)→金時神社(10:50)

 
 本日2つ目の山を目指して、ナビを足柄峠にあわせる。すぐ近くの道を山に向かって案内するのだが、住宅地の先で行き止まりになってしまった。国道に出てもう一回挑戦するも同じだった。仕方なく、違う道を案内するまでどんどん御殿場の方に向かって戻っていくと、やがてゴルフ場の中の道を蛇行して進んでいくと、なんとまた元に戻ってしまった。近くの地名に合わせ直して、やっと目的地にたどり着くことができた。
 登山口がわからず反対の方に歩いてしまった。下山してきた人に聞いてようやくわかったが、案内書は東京方面からになっているので右左が逆になるのだ。目的の山はミニ富士山のような形のよい円錐形をしていたが、はるかかなたに見えた。杉林の植林の中を黙々と進んでいく。ほとんど急登がなく歩きやすい。
 分岐点になっている清水越えを越えると、さすがに勾配はきつく、山頂直下では息も絶え絶えになってくる。やがて道は平坦になると広々とした頂上が現れてきた。さっきすれ違った団体が最後の登山者だったらしく、草原状の山頂には誰もいなかった。展望櫓が立っていたので登ってみる。残念ながら富士山には雲がかかって裾野の部分しか見えなかったが、かなりなじんできた箱根の山々や相模湾と小田原の街などを俯瞰することができた。

 割と簡単に登ることができるし、頂上は広く、これで富士山が見えれば言うことなしのハイキングコースである。