オーストラリア ケアンズの旅
                                                           
1991年4月3日〜7日

4月3日(水)

一時雨
ケアンズ  夜行バスは5時半に八重洲口に着いてしまう。
夕方予定通りケアンズに到着。雨だった。しかし、さすがに亜熱帯、むっとする暑さだった。無事「ホリデー・イン」に到着。廊下で会う人、エレベーターで会う人みんな笑顔で挨拶してくれる。ここがオーストラリアであることが実感される。朝東京を出てきたばかりなのに。
エスプラネード通りを歩き、中華の食事をした。帰りにパンとコーラを買ってホテルで食べたが、胸が悪くなってしまった。早々に寝る。疲れていたのか、それとも食べ過ぎだったのか。
4月4日(木)

晴れ
ケアンズ  よく眠れて気分は爽快。
10時半発の船でグリーン島へ。沖に出ると風邪が強く、かなり揺れた。すぐグラスボートに乗り海底を見る。珊瑚や海底の景色も期待していたほどではなかった。
 Tボーン・ステーキの昼食を食べ、浜に出てのんびりした。青い空、白いビーチは南国そのものだった。森をぶらぶらして島を一周すると3時だった。
 4時半の船でケアンズに戻ると雨。南国特有のスコールだ。
4月5日(金)

晴れ
ケアンズ  オーストラリアン・パシフィック・ツアーでキュランダという町へバスで行く。ツアーといっても3時15分の汽車に乗るまで自由である。
 まず、夜行性動物園を訪れる。それから蝶の保護区へ。蝶が折りの中に放し飼いになっており、人間がそこに入っていくのだ。
 次にマーケットをぶらぶら歩き、バンジ−ジャンプをしばらく見ていた。ニュージーランドで始まり今急速に人気が出てきているという。ある女の子は飛び降りる決心がつかずに途中で降りてきてしまった。
 午後「アボリジナル・ダンスシアター」でアボリジニのショーを見る。もっと原始的なものを想像していたが、かなり今風になっていて少しがっかりした。
 帰りは小さな汽車で1時間半かけてケアンズまで戻る。いろいろ説明してくれたり、途中の滝で止まっててくれたりサービス満点であった。
4月6日(土)

時々雨
ケアンズ  今日はサファリ・ツアーに参加する。7時20分集合。ポート・ダグラスで一人を乗せ、オーストラリア人一人、イギリス人二人、フランス人一人、日本人(僕)一人の、国際色豊かなツアーになった。
 Silky Oaks というロッジでティー・タイム。5人でコーヒーとを飲みながら話す。魚やカンガルーにパンくずをやったりして、デイントリー川へ。ボートでジャングルの中の川をさかのぼる。ワニの姿が見え、周囲の木には驚くほどたくさんのフライング・ウルフ(こうもりの一種)がぶら下がっていた。そして、その鳴き声もすさまじかった。
 熱帯雨林の中を四駆は駆け巡った。昼は川のそばでバーベキュー。他のジープも集まり,にぎやかな昼食となった。
 午後は丸い石で埋まった海岸やマングローブの森を歩いたりして,ホテルに戻ったのは7時過ぎであった。
4月7日(日)

晴れ
ケアンズ  朝10時ホテル出発。ケアンズ空港に向かう。手続きをして空港税10ドルを払ったら残りは8ドル。それでお土産を買って見事(?)使い切ってしまう。