韓国岳 (1700m)

             2026年4月19日 曇り

  えびの高原登山口(8:20)→火口展望所(9:20)→避難小屋
 (9:55〜10:00)→韓国岳(10:35〜45)→避難小屋
 (11:20)→火口展望所(11:45)→えびの高原登山口(12:20)

 鹿児島の友達訪問と前回雨にたたられたリベンジ登山を兼ねて新幹線で福井を発つ。新大阪から直通で鹿児島まで行けることを初めて知った。時間はかかるが場所の移動が無いので楽だ。

 翌日、天気予報では午後から雨と言うので、泊めてもらった友人の家を6時半ごろ出る。土曜日とあってか、えびの高原の広い駐車場はかなり込み合っている。

 始めは舗装された散歩道。初登山の友人は、頂上までずっとこんな道が続くと思っていたらしい。ほどなく山道に入るとノリウツギの小さなピンクの花や白いタチツボスミレなどが現れる。ミヤマキリシマの開花にはまだ早いが、斜面一面にピンクに埋め尽くされた風景が目に浮かぶ。右手に白い立木の森が見える。雪が降ったかのように異様な姿だが、硫黄のガスによって枯れてしまったのだろう。

 やがて硫黄山火口展望所に着く。ガスが晴れて黄色い火口から噴煙が立ち昇っている。右手には台形の硫黄山、左奥には不動池が見えて感動的な眺めだ。山道を進むにつれてゴロゴロした石が現れ歩きにくい。特に友人はスニーカーなのであるきにくそうだった。

 新しい避難小屋に到着すると韓国岳の全貌が見えてくる。沿道ではハルリンドウの紫の花やショウジョウバカマが風に震えている。左手の壁からは溶岩が流れて固まった様子がはっきりと見える。足元は溶岩の固まりで埋め尽くされていて歩きにくい。

 頂上に近づくにつれて視界が悪くなり、風も強くなる。直径900メートル、深さ300メートルあるという火口も真っ白で想像することもできない。どのような現象でそうなるのか、メガネは白いサングラスのように真っ白だ。寒くなってきたので写真を撮って早々に下山を始める。友人は帰りの方が怖いと言って慎重に歩いている。つらい所もあっただろうが、初めての登山はきっと思い出深いものになっただろう。