口三方岳(1269.4m)

                      平成21年11月7日(土)晴れ

  登山口(8:45)→岩屋敷(10:00)→水場(10:25)→影清池(10:55)→
 口三方岳(11:05〜40)→影清池(11:45)→水場(12:05)→岩屋敷
 (12:25)→登山口(13:15)

 1泊で湖西の山にと考えていたが、この季節有名でない湖西の山は人がいず、おまけに熊の姿がちらちら浮かんで、近くの山に日帰りで行くことにした。頂上まで歩行時間が2〜3時間という山を探していると、隣の石川県に口三方岳という山があった。7時に自宅を出発して小松ICを経由してセイモアスキー場に向かう。高速を降りてから時間がかかった。
 土曜日とあってか、登山口の駐車場には5台の車が止まっていた。尾根に出るまでの道はいきなりの急登だ。尾根に出るとやっと息がつけた。道はだんだんひろくなり快適な尾根道が続く。紅葉は期待していたほどではなく、岩屋敷と呼ばれる岩がごつごつしているあたりからは紅葉も散っている葉の方が多くなってきた。岩屋敷のすぐ上の視界が広がった所からは烏帽子山がきれいに見えた。
 枯葉の絨毯でふかふかした気持のよい道を快適に歩いていると水場が現れる。この季節余りのどは乾かないので立ち寄らずに進む。水場を過ぎると急斜面があるが、おおむね快適だ。前方に目指す口三方岳が見えてくる。二つの頂の真ん中に影清池がある。平景清伝説のある池だそうだが、何の変哲もない小さな池だ。左手に回っていけばあっという間に頂上だ。
 右手に白山、左に向かって笈ヶ岳や大門岳が山々の間に頂上を覗かせている。11月のこの季節にしては暖かく、風もなく本当に穏やかな頂上だった。
 帰りは白峰、勝山経由で帰る。距離的には少し短かったが、時間的には少し長かった。