平成20年            呉枯ノ峰533m)
                                        
5月18日(日) 晴れ

  コース=登山口(9:45)→分岐(10:25〜30)→管山寺(11:00)
     →分岐(11:10〜15)→呉枯ノ峰(11:40〜12:15)→
     分岐(12:35)→登山口(13:00)

 T先生は前日遅くに九州から帰ってこられたということで、武生から近い山で余り体力を使わない山と言うことで滋賀県の呉枯ノ峰を選んだ。
 登山口の車道の隅に前に車を止めて、広々とした道を歩き始める。傾斜は決して緩くはないが、黄緑色の若葉が美しく渡る風もさわやかで、管山寺と呉枯ノ峰の分岐点はあっと言うまであった。管山寺方面から歩いてきた若者が1人いた。分岐からの展望はよく、木之本方面がよく見える。
 いったん下り管山寺に向かう。急な坂道を下るとすぐ管山寺の甍が見えてきた。右手に折れて進んでいくとだんだん道が細くなり、不安になった頃近江天満宮が見えてきた。今日の朝記帳した人がひとりいた。神宮の前には大きな池があり、緋鯉や真鯉が泳いでいた。人間がいるのを察してか、寄ってくるが与えるものは何もない。こんな山の中の池の鯉は自力で生きていかなければならないので大変だ。
 管山寺はすぐ上手にあり、鎌倉時代に建てられ現在のは江戸時代に再建されたものである。学問の神様らしく、合格祈願の落書きがいっぱいしてあった。鐘突き堂の銅鐘は重要文化財である。
元の道に合流し、分岐点までの急坂を登って左に折れれば呉枯ノ峰に続く道である。なだらかな尾根道には木が茂って日陰を作り、ひんやりする風が吹いていてとても気持ちがよかった。田上山への分岐を左に分ければ道は細くなるが頂上はすぐである。山頂からの展望はよくない。木陰で昼食とする。家に着いたら3時前で、あまりの早い帰還に家内はびっくりしていた。

 同行者 Wさん、T先生