七尾城山

                      平成21年4月6日(月) 晴れ

  七尾城資料館(6:40)→安寧寺跡(7:20)→七尾城山(本丸跡)
 (7:40〜50)→七尾城資料館(8:35)

 三橋美智也の「古城」が七尾城を詠んだものだとは知らなかった。最近ではNHKのドラマ「天地人」にもあったように、上杉謙信が二百数十日をかけて落城させた難攻不落の城として有名である。
 七尾城資料館の駐車場に車を止めて街の中の舗装道路を歩いていくと民家の間に旧道が現れる。やがて道はT字になり、右へ進むと舗装道路に出、しばらく行くと本格的な山道になる。登っていくと、この城が難攻不落であった理由がわかる。両側が切れ落ちた幅の狭い尾根道だけが頂上に続いているのだ。
 安寧寺跡から三の丸、二の丸と登っていけば広い屋敷跡が現れ、当時の様子が忍ばれる。本丸へ続く戦国時代の石垣を登っていけば、一段と広い広場に出る。足下から石垣が切れ落ちており本丸は要塞化している。見下ろせば七尾湾が臨め、天守閣からの眺めはさぞかしすばらしいものであったに違いない。
 帰り道に宝達山に寄ったが、知らぬ間に頂上近くに着いてしまい、何となく興ざめで引き返してしまった。昼前に家に着いてしまい、家人が驚いたのは言うまでもない。