おまえ山 720m)

                                   
平成22年5月1日(土)晴れ

 林西寺(10:45)→2番目の鉄塔(11:25〜12:00)→最高地点(12:10)
 →緑の村側登り口(12:40)→林西寺(12:55)

 M先生と今年2回目の登山。前回少し厳しい山だったので、今回は近場の低山にした。福井から登山口のある白峰までは1時間で着いてしまう。道が良くなって本当に近くなったものだ。林西寺の近くの駐車場に車を止めて寺の裏に回る。
 すぐ「ブナ林山散策コース」と書かれた登山口は見つかったが、直登していくと道がなくなりスノーウシェッドに突き当たる。右往左往していたが元の登山口まで戻ることにした。すると左手に立派な道が付いていた。道が下っていたので違うと思い込んでいたのだ。先入観は怖い。
 15分のロスのあと仕切り直しで再出発だ。立派なブナ林の中に手入れの行き届いた道が付いている。ただ、あまり歩かれている感じではない。所々にワウチワの薄紅の花が咲いている。時々枝道が現れるが、階段を直登していくと鉄塔のあるお尾根に出た。ショウジョウバカマは雪の重みで葉っぱが地面におしつけられているが、カレンな花を咲かせている。ガイドブックにあった忠魂碑は結局見つからなかった。
 2本目の鉄塔の下で昼食にした。しばらくするとカモシカが現れ、こちらの様子をうかがっている。全く人を恐れている感じではない。本当は先に進みたかったのかも知れないが、ゆっくりと引き返して行った。
 コースの最高地点から下山にかかる。道は急で滑りやすい。しばらく行くと展望台がある。右手奥には真っ白な白山、左手下には白峰の集落が広がっている。時々ロープや鎖が現れる急坂を下りていくと杉の植林地に出る。足元が杉の枯れ枝でふかふかしている。
 右へ行けば、白山の登り口にある一ノ瀬に通じている舗装道路を左に折れる。白峰の集落を眺めながらゆっくり歩いて行った。