大辻山 (1361m) 富山県

                                   平成23年10月8日 晴れ

  登山口(10:20)→カンバ平(11:00)→北尾根分岐(11:40〜45)→
 大辻山(12:05〜45))→北尾根分岐(13:00)→カンバ平(13:25)
 →登山口(14:00)

 用があるから上れないといっていたM先生から「山を優先します」と前日の夜電話があり、「県外の山がいい」というので前から気にかけていた富山県の山を登ることにした。立山に向かい、途中で少年自然の家から長尾峠を目指す。峠から500mほど下ると登山口があり、その近くに6台ほど駐車できる広場があった。
 急な階段を登ると割りと平坦な道になり、すぐ長尾山からの道と出会う。昨日降ったと見られる雨で道は相当ぬかるんでいる。@〜Iまでの標識があり、目安として大いに助かる。Bには「奥長尾山」と書かれた標識があり、標高はすでに1000mを超えている。
 ブナの巨木の中にDの標識があるカンバ平に着いた。しゃがんで見上げれば、木々の間から頂上と思われる部分が見える。そこから北尾根に出るまでには、所々に急登があり、ロープが下がっている。尾根に出ると足元に標識があり右手に進む。Iからいったん下がって登り返せばもうそこは頂上だ。今まで木の下を歩いていて周りがあまり見えなかったのに、頂上にはまぶしいほど光に満ちていた。
 山頂は大展望。大日岳が大きく正面に見える。その左奥に剣岳、左前方に毛勝三山、奥に後ろ立山連峰が白い雪を輝かせている。大日岳から右に転じれば立山、天狗平、そして称名滝が3段になって流れ落ちている。薬師岳の頂上は雲に覆われていたが、最近登った鍬崎山は意外と近くにきれいな三角錐の形を見せている。  紅葉には早かったが、頂上から眺める大展望には大感激で、いつまでもその場を離れたくない気分だった。