平成15年           竜ヶ岳 (1099.68m)

                                      
10月28日(日) 晴れ

  コース=石榑峠登山口(9:45)→重ね石(10:15)→頂上(10:50〜11:35)→
        重ね石(12:00)→石榑峠登山口(12:20)

 ワンゲル部で行こうと思っていた竜ヶ岳に下見のつもりで行くことにした。最初ホタガ谷から登ろうと思っていたのだが、ガソリンがEを指しだしたので手前の石(いしぐれ)で車を止めた。ところが、靴を履こうとして靴下がないのに気づいた。出がけに家内にタオルと靴下を頼んだのに、靴下を忘れたのだと思いこんでいたのだ。(登山を終えて気づいたのだが、実際は前の座席の下に落ちていた。急ブレーキをかけたときころがったに違いない。)人に頼んで、自分の目で確かめなかったのが間違いだった。
 竜ヶ岳は峠から全景が眺められ、実に堂々とした山容だ。8合目あたりから下は紅葉を身にまとい、それより上部は明るい緑色だ。太陽がまともに当たって、色も鮮やかだ。
 素足に登山靴という初めてのスタイルで歩き始める。取り付きから道は急で、花崗岩が露出して水でえぐられたり、ガレたりした所もある。また、鎖場もあり結構ハードな道だ。
 中間地点の「重ね岩」岩を過ぎると、心持ち傾斜もゆるやかになり、天井のように覆い被さっている紅葉も美しい。頂上がぐんぐん近づき、背後の山の風景も広がってくる。
 尾根に出ると一面の笹の原で、渡る風が気持ちいい。らくだのようなコブを3つほど越すと、だだっ広い頂上部が見えてくる。頂上には方位板も設置されている。北側に藤原岳と御池岳が並んでいる。一度登った山は愛着があり特定もしやすい。反対側には鈴鹿の山並みが続いている。やはり雨乞岳と御在所岳が目立つ。
 風が強いので笹の陰で昼食。今日はカレーラーメン。やっぱり山で食べる物はおいしい。
帰りは速かった。急斜面なので足がどんどん進んでくれる。車も快調で、家につくと3時前だった。