雲洞谷山(うとうだにやま 622.1m) 

                                   
平成22年12月5日(土)晴れ

  道の駅(9:40)→明護坂入口(10:00)→明護坂峠(10:15)→東山
  (10:40〜45)→行者山(11:05)→雲洞谷山(11:50〜12:20)
  →林道(13:00)→上岩瀬(13:50)→道の駅(14:05)

庭の手入れやら所用があったりと、ここ1ヶ月近く山から離れていた。山に登りたいという気持ちが強かったが、間があくと面倒くさいという気持ちにもなるのだということを発見した。特に朝から雨では意気も上がらない。高島市に入り、琵琶湖が見えてくると雨が上がり、青空になった。天気予報通りである。
 朽木の道の駅に車を止めて市場集落の目抜き通りを歩く。昔はきっと華やいだ通りだったのだろう。「○○百貨店」という店はちょっと大げさにも感じたが。地元の人に聞いて明護坂入口を目指す。背の高いシカよけの柵がめぐらされており、正面の入口のカギはうまく開けられなかったので隣の入口に周り、正面に移動した。案内書にあった鳥居があり、その近くに登山口があった。山の名前の案内板は一切ないので、案内書を読んでないと登り口がわからなかっただろう。
 15分ほどで峠に着く。昔はこの山を越えて隣の集落に行ったのだろうか。左手に回って尾根に出る。最初はきれいな道だったが、落ち葉が積もっていて特に広くなったところではだんだんだんだん道が無くなってきた。割と頻繁に出てくる目印のビニールテープが頼みの綱だ。
 このコースはいくつかの山を縦走することになっている。一つ目の東山の頂上付近は全く道がわからなくなっていたが、頂上は見えているのでほぼ直登した。すると思った通り頂上の標識が出てきたので一安心した。
 行者山までは割と簡単だったが、雲洞谷山までに2回道を間違えた。急にテープが見えなくなって、進む方向がわからなくなったが、間違えた元の所まで戻り慎重に道を探すと、ちゃんと見つけることができた。パニックを起こしやみくもに進まないことだ。
 雲洞谷山は左手が開けていて、蛇谷ヶ岳や蓬莱山見える。ひとりさびしく鍋焼きうどんをした。この季節はさすがに登山客はいない。しかし木の葉がほとんど落ちているので見通しが良く、方向を見定めるのにはいいし、落ち葉のじゅうたんがふかふかして気持ちがいい。
 鉄塔が2本出てくると大彦(おしこ)(とうげ)に出て、そこから縦走路をはずれる。一気に山を下り、下に林道が見えてくると勾配はさらにきつくなり、ひやひやしながら舗装された林道に出た。その林道の50分の歩きとても長かった。上岩瀬の集落が見えてくると一安心。国道に出ると思ったより早く道の駅に戻ることができた。