僧ヶ岳 (1855.4m)

                      平成21年9月5日(土)曇り時々晴れ

  1250m登山口(8:55)→宇奈月尾根分岐点(9:50)→前僧ヶ岳
 (10:20)→仏ヶ平(10:30)→1800m(10:40)→僧ヶ岳
 (10:45〜11:10)→仏ヶ平(11:25)→前僧ヶ岳(10:30)→
 宇奈月尾根分岐点(12:00)→1250m登山口(12:40)

 毛勝山に登っているとき左手に見えていたなだらかな山容を見せる山が僧ヶ岳である。いつか登ってみたいと考えていたが、最短コースをたどれば日帰りも十分可能であることがわかったので、晴れ間を狙って出かけることにした。ただ、その日は夜に約束があったので、早朝5時30分の出発となった。宇奈月からの林道は舗装されている立派な道だったが、あまりにも時間がかかるので不安になったが、自宅から約3時間半で登山口に着いた。狭い駐車場はほぼ満杯。道路脇にも数台が止まっていた。
 道はいきなり急登で始まり、いったん緩やかになるが再び急登になる。昨夜の雨で相当ぬかるんでいる。宇奈月尾根からの合流地点までがこのコースで一番つらいところだ。そこからしばらくは広い見晴らしのいい道が続く。つづら折りになっているので先に登っている登山者がよく見える。
 道は再び樹林帯の中に入っていく。前僧ヶ岳を過ぎるとガスがはれて、仏ヶ平が目の前に広がっている。一面のニッコウキスゲの写真を見たが、今度はその季節に登ってみたいものだ。今はマツミシソウやリンドウなどの初秋を思わせる花が咲いているがなんとなくさびしさが漂っている。
 そこから頂上まではあっけなかった。頂上にはひと組の夫婦が昼食を食べていた。他の登山者はここから往復3時間の駒ヶ岳に足を伸ばしているらしい。三角点が周りの土より30センチほど浮き上がっている。年月を経て頂上の土が流されていったのだろう。その隣には魚津市長の筆跡になる立派な標柱が立っている。