台湾の旅
                                              1989年8月7日から10日

8月7日(月)

時々雨
台北  朝5時バスで出発。大阪空港から2時間ちょっと(12時20分)で台湾中正に着く。安心のフライトだった。
 すぐバスに乗って観光。陳さんという年配の男のガイドだった。まず龍山寺へ。240年前に建てられた市内最古の寺である。今回8ミリとビデの両方を持ってきたが、両方を撮るのはかなり無理であることが早くもわかった。
 中正記念堂は台北の新しい名所であるが、ちょうどここで激しい雨に会い、雨の中を走り回った感じだった。
 一旦ホテルに入り、5時40分食事をするためにバスでレストランに出かける。8時ごろ屋台の並んでいる所をぶらぶらして、イミテーションが置いてある店に行く。
 9時からショーを見に行く。歌やダンス、サーカスなどでまあまあ楽しめた。
 帰ってシャワーを浴びたら12時をまわっていた。長い長い一日だった。
8月8日(火)

晴れ
花蓮
 9時すぐ近くの松山空港へ。国内線はどんな飛行機かと心配したが、ジェット機なので少し安心した。20分間で花蓮に着く。ここは空軍の基地になっているので、戦闘機が壕の中に隠してあった。
 11時ごろ昼食を食べる所へ。ここで、ヒスイのブローチやタイピン、花瓶などを買ってしまう。商売がうまい。
 タロコ渓谷は大理石でできた大渓谷である。途中でバスから降りては下の川を覗いたり、山並みを眺めたりした。
 帰りのバスの中ではガイド(若い女性)が歌を歌ってくれた。日本の演歌だったが、感心するほどうまかった。そのガイドが最後には物売りに変身してしまい、ブローチを買わされてしまった。買わないとかわいそうという気にさせてしまうのだからたいしたものだ。
 夜はアミ族の踊りを見に行く。かなりショー化されていた。いっしょに踊ったりもしたが、ちょっとした盆踊り大会だった。
8月9日(水)

晴れ
花蓮
台北
 9:30発の飛行機で台北に戻る。さっそく免税店に寄ったが、店員がぴったりついてくるのが嫌だった。日本人とみると買わせようと必死だ。
 飲茶の昼食の後、ガイドの好意で国民中学校に寄る。生徒はいなかったが昔の日本の小学校を思い出させた。
 中正記念堂で衛兵の交代を見て、故宮博物館へ。とてつもなく大きな館内を陳さんの案内で駆け足でまわる。
 帰りデパートに寄ったりして歩いてホテルに戻った。
8月10日(木)

晴れ
台北  Mさんの大きい声が廊下に響いて起こされてしまう。10時集合だったのでのんびりできた。
 空港へ行く途中最後の仕上げとばかり、また免税店による。今回は店内を歩かずにお茶を飲んで時間を過ごした。
 2:30一路大阪へ。機内で飲んだ水割りが効いて、頭がズキズキ、胸がムカムカだった。寄る10時ごろ自宅に着いたが、その状態がまだ続いていた。やれやれ。