富山の山 高落場山 (1122m) |
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登山口(9:15)→唐木峠(9:40〜45)→高落場山(10:50〜11:25) |
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唐木峠までは「旧五箇山街道」なので石畳が続き、いかにも歴史を感じさせる。ただ、石に苔が生えていて滑りやすい。昔は牛馬のために滑り止めの砂をまいていたらしい。途中に石が丸くえぐられたところがあり、そばに「弁慶の膝付き石」という立て札がある。いかにも誰かが膝をついてへこんだ跡のように見えるが、きっと誰かがこじつけたに違いない。 唐木峠から本格的な山道に変わり、かなりの急登もある。しかし、杉林がとぎれるとブナの自然林が現れ、紅葉もはじまり、心が躍る。紅葉が天井を覆い、太陽が木 ![]() ベンチの裏からは医王山、左に笈ヶ岳と大笠山、ブッシュ越しに人形山と三ヶ辻山、正面に金剛堂山と僕が登った山々が見渡せる。この時期には珍しく日差しがきつく、じっとしていると暑いほどであった。 帰りは来た道を戻った。傾斜が急であった分あっいう間に登山口に着いてしまった。登山口から「夫婦滝」に寄り、「網ヶ池」を目指した。池はかなり下まで降りなければならないようだったので、今回はあきらめることにした。駐車場広場はパラグライダーの出発点になっていて、眼下には緑の牧場とその先には砺波平野の山居村が広がっていた。 |