復750キロを車で走るというハードな日帰り登山であった。朝四時武生集合であったが、珍しくO先生が遅れる。寝過ごしたらしい。八時半頃竜源橋に着き20分程歩いて登山口に行く。空は青空 、紅葉も始まっており最高の日だった。急登に足を休め、振り返ると夏に登った鳳凰三山や甲斐駒ガ岳が望め、左手には八ガ岳が手に取るように見える。
頂上はゴロゴロした岩が広々と続いていた。中央の神社の横で昼食を取る。「舅が気持ちよく出してくれますように・・・」と祈っていた中年の主婦の姿には、実感がこもっていて思わず笑ってしまった。
帰りは将軍平に降りる。こちらから登る人は非常に多く、どうも大河原から登るのが主流のようだ。天祥寺原まではほとんど人に会わず、たまに会うのは単独か二人組だった。
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天祥寺原から見た蓼科山 |
途中から川や河原を歩くようになりかなり足にきた。そこからは平坦ないい道だったが長く感じた。
しかし、諏訪富士と呼ばれるだけあって、帰りに眺めた山容は実に見事であった。
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