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駐車場(12:00)→ |
駐車場から富山中学校の前を通り、道標に従い林道に入る。間もなく白亜の立派な門のある 「南総里見八犬伝」の物語と関係するようだが、籠穴は見られないそうなので先を急ぐ。舗装された林道が切れると、いよいよ頂上への階段が続く。終わったかと思うとまた別の階段が現れ、結構体力を消耗する。階段を登りきると北峰と南峰の分岐点に出る。左に折れると頂上広場に出る。立派な展望台があり房総の山々や海が見える。鋸山はなるほど鋸の歯のようにギザギザした頂上だ。電波塔の立 つ南峰は目の前だ。広場の傍らには皇太子と雅子妃殿下が登った紀念碑が立っている。昨日買ったパンを食べて南峰を目指す。直下に今にも崩れそうな観音堂が立っている。このみすぼらしい堂に両陛下が参拝してくれたので、地元民はたいそう喜んだそうだ。またすぐ後に女児が誕生したので、この山は子宝の山として考えられるようになったそうだ。 あとはひたすら福満寺を目指して下山するのみだ。結構勾配がきつく、慎重に歩く。福満寺まで降りると車道に出る。駐車場までは思っていたよりもずいぶん近く感じた。 |