平成19年 ワンダーフォーゲル部 第3回  奥大日岳(2606m)

                                        
           6月23日(土)晴れ

   室堂(7:50)→新室堂乗越(8:50〜9:00)→奥大日岳(10:35〜11:15)→
    新室堂乗越(12:40〜50)→室堂(14:00) 
           
            
     生徒 2人     引率 N、F,先生
 思い出せば、一年前に室堂から奥大日岳へと登る予定が、室堂では一面の銀世界でした。
 予定を立てる段階から先生と話し合い、昨年のリベンジと決まったときから、いつも以上にワクワクしていました。一泊ということで宿も昨年と同じ所と聞き、昨年の「豪華な」夕食(魚嫌いな私には苦手だった)を思いだし悩んでしまいました。でも、今年は昨年より魚料理が少なく安心しました(笑)。
 室堂に一年ぶりに着き、そこで見た景色は雪の積もった銀世界ではなくて、紅葉を感じることができる山の景色でした。室堂から奥大日岳まではとても近くに感じ、標高差も300mほどで「楽勝かな」と思っていたけれどそれは大間違いでした。まずいったん下っていって、川を渡ってからまた登っていくという、思っていたよりも厳しいコースでした。今までの草をかき分けて行く登り方ではなく、岩だらけの所を登るという初めての経験をしました。登っているときどれが頂上だか分からなく、頂上に着いたらそれは最初に思っていた山では全くなかったということでした。
 頂上からの景色はすごかったです。富山湾が見えて、能登半島が見えて、「すごい」というより言葉は無いと言った感じでした。
 頂上から室堂までの帰りはこわかったです。崖のような所を登った所もあったので、そこを下りるのが一番こわかったです。下を見れば、何百メートル落ちるのかわからないような感じでした。
 一泊の山登りなんてこれが最後かも知れないが、い
つもとは全く違う山登りはとても楽しかったです。

 【顧問から一言】昨年のリベンジは見事果たせましたね。なんと言っても紅葉がきれいで立山や槍も堂々として見えました。1年生がこの景色を見たら感激するだろうにと、今回誰も参加しなかったのを残念に思った。