鷲ヶ岳(769.1m)

                      平成21年11月20日(金)曇り

  登山口(10:55)→馬の蹄跡(11:30)→林道(11:40)→林道終点(12:00)
 →鷲ヶ岳(12:35〜13:15)→林道終点(13:35)→林道・登山道入り口
 (13:55)→馬の蹄跡(14:00)→登山口(14:20)

 滋賀県の山に登ろうと思っていたが、なんとなく気分が乗らず、越前甲に登ろうと勝山を目指した。ところが「あまごの宿」を過ぎて山に登って行くところで道路の工事をやっており進むことができない。しかたなく、浄法寺山にでも登ろうと思い引き返して、山沿いの初めて通る道を行った。道沿いには小学校が3つもあった。  どんどん進んでいくと「鷲ヶ岳登山口」という標識が目に飛び込んできた。それに誘われるように右折して白山神社の横の駐車場に車を入れた。前回登った時は春で、登山口の左手の林の中をワラビを摘みながら下りたことを懐かしく思い出した。
 林道に出るまでは急登の連続であったが、かろうじて残っている紅葉に励まされた。特に谷をトラバースする道から見た対岸の紅葉はすばらしかった。林道に出て驚いた。前回はしっかりした砂利道だったのに、今はススキや雑草に覆われていた。その林道も日陰に入ると草は無くなり昔の面影を思い出すことができた。
 やがて林道は山道に変わっていったが、林道歩きは実際の時間より長く感じた。そこからは尾根道を歩くことになるが、鷲ヶ岳の頂上部が左手にちらちら見えている。地面の柔らかいところが掘られていたり、かき回されたりしている。足跡からするとイノシシだろう。それも今朝あたりのものに見える。
 想像以上のアップダウンを繰り返し、ようやく頂上に着いた。前回は生徒たちとにぎやかに鍋をつついたものであるが、今回は誰もいない頂上である。ただ、風がなく日差しも出てきて暖かいのがありがたかった。最近の定番となったカップラーメンと妻特製の小型のおにぎりで昼食だ。眼下には大野に続く細長い平野が見えていた。

       福井の山