○ ブラックバーン  B−24 スクア Mk U
○ スケール : 1/72
○ メーカー  :オクトパス



Supermarine Walrusで精神的にボロボロ(しかも完成してねェ〜)になってしまいしばらく放心状態が続きましたが「これじゃぁ〜アカン」と心機一転“スクア”です(全然懲りてねェ〜じゃんかよぉ〜)一度3年程前にパブラモデル(名前は違うが同じメーカーだったと思うのですが・・)の“ロック”を製作したことがあるのですが、進歩というものは凄いものでモールドが凸から凹彫りにしかもシャープになってるじゃ〜ないっすかぁ〜説明書もわかり易く手書きっぽくない!!!!
でもそこはやっぱりチェコ!期待を裏切りません。パーツ全体に多分出荷時の袋詰のときについたのでしょうか離型剤でしょう指紋が鬼のようにペタペタ付いていてこれはこれでなかなかど〜して微笑ましくも心を和ませてくれます(怖ェ〜〜よ!)
ボチボチ始めます。


おおまかな整形(擦り合わせ)終了です!ランナーから切り離した状態だとバリがロウソクの蝋のようにひろがっていて肉厚もあり主翼とバリの区別がつかないくらいのある種違う意味で「当たり!」的なパーツです。合わせてみると(画像右上)の状態で、1〜1.5ミリ程の隙間が出来“これぞ簡易インジェクション”という感じです。パーツ内側を掘るようえぐるようにに削っていき、ピタリと合うように擦り合わせていきます。またこのskua!!主翼先端がロックと違い跳ね上げ?反って?いるため整形に注意が必要でした。画像右下が整形後の画像です。機体モールドは筋彫りが細くなかなか(かなり)いいので削りすぎないよう気を付けます。


 ネット等でskuaの画像を見るとカウルフラップが開いている状態が私自身カッコ良く思えたのと
世界の駄作機(ブラックバーンロックですが・・)の表紙が開いた状態でカッコ良く思えたので
キットをカウルフラップのモールドより切り離し、プラ板で置き換えました
元のキットパーツが湯流れ状態なのでどの道置き換えなければいけなかったのですが・・・

着陸灯、識別灯をアクリル材でクリアーに置き換えました。 

キャノピーも私自身何を思ったのか切り離してしまいました。(後部機銃がキャノピーパーツが1パーツだと
なんだか矛盾が出てくる気がしたのと開いた状態にしたかったので)
なんだか泥沼・・・

おおかたの工作、マスキングの終了です!機銃の砲身と排気管を真鍮パイプに置き換え、主脚はキットパーツでは厚みがありすぎたのでモールドごと全て削り落とし0.3ミリぐらいまで薄くし、塗装後に取り付けできるよう真鍮線を通しまた。
モールドはエバーグリーンの素材を使い元通りに?。
最後の最後になって機体後部を整形した(心持ち細く感じたのでプラバンとエポパテ膨らみを持たせる)ときに
着艦フックの取り付けモールドを埋めてしまったことに気付き掘りなおしました。(こういう所が抜けてるんですよね〜)
タイヤ、爆弾などのレジンパーツはモールドもしっかりしていて(油膜は相当なモンですが)加工する必要がないのでサ−フェ−サーを吹くだけです。
このキット、見た目はモールドなどしっかりしていて「おぉっ!いいじゃん」てな感じなんですが、
キットを張り合わせてみると隙間によるパテ埋め、湯流れや厚みあり過ぎ(昔のグリコのおまけ状態[簡易インジェクションだからしょうがないんですけど・・・])、などで内側を削る作業が大半を占めました。(パッと見だけではキットを判断できませんね!)





塗装はだいたいうまくいったのですが、デカールが最悪でしたぁ。硬い!糊なし!思い通りに張り付いて馴染んでくれませんでした。
真夜中の製作仕上げということもあり、クリアーの分量間違いなどいろいろありましたが。どうにか完成できました。ヤッツケですね。
しかしこのキットを見ていると“これが艦爆?”とおもってしまいますね。いやぁ〜駄作機。



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