会長の役割

会長は言うまでもなくクラブの代表であり運営していく上で最大の要です。
会長の主な仕事を挙げます。

1.会長に任命されて来るべき年度に備えること
2.クラブの運営
3.任期を終える前に引継ぎすること

 

1.会長に任命されて来るべき年度に備えること

年間活動のビジョン

新しい年度が始まる前に、会長はある程度自分のビジョンをもっていないと1年間のクラブの運営に苦労します。年度が始まる数ヶ月前に余裕を持って理事会を収集し、次の役員・委員をはじめ全員で活動のあらましを決めます。内容がまとまったら幹事に活動計画書を作成してもらい、来るべき年度に備えます。

 

2.クラブの運営

例会の開催

例会は月2回活動計画書にしたがって進められます。日付等の調整で例会内容が変わったりするので常にクラブの状況を把握していなければなりません。協議事項が定まらない場合は理事会などで補足します。
※例会の流れ

理事会の開催

月に1度理事会を開催します。これは原則としてローターアクト委員長を招くことになっていますが、実際はなかなか思うように行かないもので、日程の都合がつかない場合は致し方ないでしょう。

ロータリークラブとの連絡

ローターアクト委員長をはじめ、RCの方にはお世話になることが数多くあります。RCの会員名簿を予め入手しておかないと、なかなか相手を覚えていくのに時間がかかります。名簿を1部か2部もらっておくとよいでしょう。
RC側の例会に参加することも親睦を図る上では有意義ですが、仕事を抜け出していくのは問題があるので幹事か副会長が代行してくれる場合はそれに甘えます。RCには例会のメーキャップや会員増強の手助けなどを訴えて活動の活性化に大いに協力してもらいましょう。
また、補助金の振込は遅滞しがちなので催促を忘れないようにします。

ロータリークラブとの合同例会の開催

年に数回催すことになっています。RCの会長に開催予定日を確認します。また、レクレーション企画など例会への協力要請もありますが、出来る範囲で協力しましょう。

ゾーン・地区行事の参加

アクトの日などのイベントや会長幹事会などでプライベートを割くことも多いですが、アクト活動がプライベートになるくらい楽しく盛り上げていきましょう。他クラブとの交流は色々参考になります。活発なところはどんどん学んでいくべきです。

3.任期を終える前に引継ぎすること

次年度会長・幹事の選任

来るべく次の年度に備えてまず最初に急ぐべきことは会長・幹事の選任です。会長・幹事は特に年度が始まる前から地区行事への参加やクラブ内の調整が必要となります。
選任は立候補でも推薦でも委任でも構わないですが、本人の意思や都合を尊重します。

次年度ローターアクト委員長の確認

3月末までにはロータリークラブの中でローターアクト委員長が決まるのでその確認をします。ローターアクト委員長は次年度会長・幹事のよきアドバイザーとなるので早めに引き合わせをしてあげましょう。