倉谷山日帰り登山報告書(H20.05.17)
1.行き先: 倉谷山(1,082m)
2.参加者: 矢野・横道・堀江・飛田・畑・下山
3.報 告
当初、屏風山の登山予定であったが、5月19日まで国道157号線が冬期閉鎖、
温見峠を通ることができないことが4日前に判明。
秋に予定されている美濃平家岳に登山しようと参加希望者に連絡したところ、
数名から用事があるので早く帰宅したいとの要望が、再度登山先を変更し、
平成16年に「VOL6.登ってみねの福井の山」で新たに追加された倉谷山に登ることにした。
午前8時に集合し、九頭竜湖の箱ケ瀬橋を渡り、伊勢橋を渡りすぐに右に曲がり、
最初の沢に架かった橋の手前の登山口に10時10分に到着。
今日は、青空で気温も夏のような陽気である。
岐阜の車が停まっていたが、しばらく歩くと沢でイワナを釣っていた。
沢を渡り送電線の巡視路の急な登山道を登っていくと、右手に滝が見えてくる。
また、所々にツツジがオレンジ色の花を咲かせている。
最近植えられた杉林を登っていくと、ワラビが這えている。
日差しが強く暑い中、ワラビをとりながら送電線の下をとおり登る。
山頂へは、5分ほど急な斜面を藪漕ぎしながら登らなければならなかった。
11時50分、三角点と看板が目立つように刈り込まれた山頂に到着する。
周りが木で遮られているため、景色は全く良くない。
新たに追加された山を数山登っているが、どの山も整備さてれおらず魅力に欠ける山が多い。
送電線が建っている見晴らしの良い地点まで下山し、
九頭竜ダムや平家岳など岐阜県境の山々を見ながら昼食を取る。
昼食後は、ワラビ、山ぶき、水ぶき、少し大きくなりすぎたタラの芽などをとりながら下山する。
13時30分に登山口に到着。行きに九頭竜スキー場で新緑祭りが開かれていたので、
混雑すると予定時間までに帰ることができないといけないので別ルートで帰ることにした。
国道157号線の中島に抜ける県道を走り、昔集落があった伊勢をとおり、
伊勢峠を越え笹生川ダムを通過し麻那姫湖青少年旅行村へ出る。
国道157号線に合流し、麻那姫湖をとおり大野市へ出て福井に15時30分に到着し解散する。
各人、山の恵みを家に持ち帰ることができた。
春の県内日帰り登山は家族に喜ばれる登山でもあった。