守門岳、浅草岳登山報告書(H20.06.28-29)
1.行き先: 守門岳(1,537m)・浅草岳(1,586m)
2.参加者: Y野・Y道・T鄙・S山
3.報 告
当初、21・22日で春合宿Vを実施する予定であったが、梅雨の雨で順延。
先週よりは天気は良いだろうとのことので、1週間遅れの28・29日に実施した。
土曜日の早朝0時45分福井ICを出発。
夏至に近いため4時頃から明るくなるなか、
越後川口SAで休憩・給油し、4時45分堀之内ICを下りる。
「コシヒカリ」ブランドを盗られた魚沼市を通り、
当初の予定の保久礼小屋登山口を変更し、
午後登山する浅草岳へ行くのに近い大原登山口に5時40分に到着。
時間が早いためかスキー場奥にある駐車場には1台1人だけ先客がいた。
5時50分登山口を出発。急峻なブナ林を1時間ばかり登ると、見晴らし台に到着。
T鄙さんは今の職場に4月に異動し体を動かす機会が減ったため、体重が3kg増え、
大量の汗をかきながら苦しそうに登っている。
時間が経つにつれ気温も上昇し蒸し暑苦しい中、
8時50分守門岳山頂に到着。
10分遅れでT鄙さんY野さんも到着。
天気は良いが薄霞がかかっており、
期待した日本海や佐渡島は見ることができなかったが、
八海山・駒ケ岳・中ノ岳などを見ることができた。
山頂には次から次へと登山者が登ってくる。
9時20分山頂を出発し下山する。
S山・Y道の2人は、途中で布引ノ滝に立ち寄る。
上の滝は、やや急な三段の滑滝。
下の滝は、垂直に落ちている様に見えるが、少し傾斜があり落差は50mを超えている。
期待以上の滝の眺めであった。
10時50分登山口に到着。
途中多くの登山者に出会い、駐車場は10台以上埋まっている。
昼食を取り、11時20分浅草岳のネズモチ平駐車場へ向かう。
途中、守門岳で出会った夫婦の登山者の車が追い越して行く。
同じように1日2山、浅草岳も登るようだ。
12時05分、ネズモチ平駐車場に到着。
駐車には50台以上の車が駐車している。
思った以上に人気のある山であるらしい。
T鄙さんはもう足が限界らしく山には登らず待っているとのこと。
「15時までに帰ってきてくれ」とのT鄙さんの要望であるが、
3時間足らずの時間のため体力的にかなりきつい。
12時15分、標高差700mの登山を開始する。
登山道は急峻な上、根が張りぬかるみ歩き辛い。
T鄙さんと約束があるためガンバって休まず登る。
途中、浅草岳の代表的な花のヒメサユリが可憐に咲いている。
下山は登山時間を40分短縮し、13時35分に山頂に到着。
山頂からは田子倉湖や只見の街並みが見える。
白い羽虫などが山頂に沢山発生しておりY道さんらを待っているのが辛い。
15分待ったが来ないため、他の登山者に記念撮影を依頼し下山する。
山頂より50m下った地点でY道さんと出会い、さらに5分後Y野さんに出会う。
2人が下って来るまで、40分以上も山頂の下の休憩場所で待っていた。
T鄙さんとの約束はあるが、Y野さんが腰を痛めたため、
傾斜が緩く整備がされている桜ソネ登山コースを下ることにした。
15時45分にネズモチ平駐車場に到着。
駐車場の車は残り数台になっており、T鄙さんは待ちくたびれている。
早速、今晩宿泊する只見町青少年旅行村「いこいの森」へ向かう。
17時30分キャンプ場に到着。
ロッジに荷物を入れ、近くの温泉施設に入浴に行く。
その後つまみを買出し宴会タイム。
翌日の晴天を期待し、21時には疲れが溜まって爆睡する。
午前4時起床。
外を見ると雨。
時間が経つにつれ雨足が激しくなる。
7時まで待っていたが回復する様子がないため、
やむをえず会津朝日岳への登山は諦め福井に帰ることにする。
雨は途中で激しく降ることもあり、「遭難するよりはましか」と思いつつ諦め、
13時福井に到着し解散する。
こんな天気になるならば、昨晩福井に帰り日帰り登山にすれば良かったかも。