果樹の接ぎ木(高接ぎ)

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  • 接ぎ木に必要な穂木(接ぐ方の枝)の準備をします。
  • 小指程度の太さの枝を利用します。
  • 今回は大玉りんご(王林)に姫りんご(アルプス乙女)を接ぎ木します。

(2001.03.18)

  • 切り取った枝は,乾燥しないように少し濡らして新聞紙に包み,ビニールで覆い,冷蔵庫に入れておきます。
  • 枝を取る時期は,1月〜2月の休眠期です。今回はちょっと遅くなってしまいました。
  • いよいよ接ぎ木です。高接ぎとは枝の高い部分で接ぐことです。
  • 接ぐ時期は台木の葉が少し出てきた時期が良いでしょう。
  • まず,穂木を準備します。2,3芽残して写真のような形に切ります。

(2001.04.14)

  • これらの作業は接ぎ木ナイフを使います。カッター等では刃が弱く,刃が折れたりして危険です。
  • 穂木の太さに合うように,台木の樹皮に写真のように切れ目を入れて,樹皮をめくります。
  • 台木の樹皮をめくったところに,穂木を差し込みます。穂木の太さをマッチさせることが重要です。
  • 右図は台木の穂木の断面図です。
  • 接ぎ木成功のポイントは,台木と穂木の形成層がどれだけ多く密着しているかです。少しでも接点があれば,計算上は接ぐことができますが,成功率は低くなります。
  • 動かないように,接ぎ木テープで固定します。
  • 接いだ部分に雨が入ったり,接ぎ木部分の乾燥を防ぐために,しばらくの間ビニール袋をかぶせておきます。
  • 芽が出始めたら取りましょう。せっかく出た芽が暑さで枯れてしまいます。

  • 芽が出てきました。接ぎ木成功です。
  • 接ぎ木テープは1年ほどそのままにしておきます。ただし取り忘れることの無いようにしましょう。
  • 今まで,ナシ,リンゴ,カキ,ミカンで接ぎ木をしてきました。いずれもわたしでも成功しました。樹種によっては非常に接ぎにくいものもあります。

(2001.0506)

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