南米 ペルーのたび

今回のたびは1月の中旬「ペルー行かないか?」のお誘いメールで急遽決定しました。メンバーは姉・姪っ子きーちゃん・友人・tomoの4人。ホリデイツアー利用です。珍道中のはじまりで〜す。


2月11日
福井を8時出発の雷鳥→はるかに新大阪で乗り換え関西国際空港へ。二人で1個のスーツケースにしたため、26kgあり3kgオーバー。ペットボトルやお菓子・化粧品を手荷物バッグに入れ替えやっと合格。アメリカは厳しいらしい。土曜日のためか空港内は人が溢れていて、手荷物チェックになが〜い行列。景気もよくなってきたんだとしみじみ思う。ノースウエスト070便13:05発。飛行機の中も空席はあまりない様子。12時間と長いフライトですから食べるか寝るか。行きの機内食ではお酒が選べたのに、なんと帰りは有料になってました。サービス低下はんたーーい!!今まで結構集めていたのに、ナイフやフォークはプラスチックになっていて楽しみが減ったよ(*_*)ちょうどインフルエンザは流行していたし、姪っ子と友達が風邪をひいていたのでマスクを持参してきたら、隣の隣の団体さんの一人が熱をだし慌しい。隣の席だった友達は離れた席へ引越しさせられるし。咳も気になるのでマスクで予防。今から旅行って時にインフルエンザにかかるわけにはいかないのだ。
デトロイト着11時(日本時間12日01時)アメリカへの入国審査は大変厳しく、両手人差し指の指紋と顔写真をとられる。空港内はモノレールが走っていて近代的。せっかくのアメリカ。マックでポテトとドリンクを注文してみる。案の定、スモールドリンクが日本でのラージサイズ。デトロイト発13:35発のはずがいくら待っても飛び立たない。パイロットの説明では雪のため飛べないらしい。アトランタでの乗り継ぎに間に合うか、きがきじゃない。15時頃やっと飛び立ち、乗務員に尋ねようとしても対応してくれず最悪!アトランタに降りたったのが17時を過ぎていたでしょうか。ゲート案内画面はクローズの表示。あきらめず広い空港の中を出発ゲートめざし走って走って走って。。。。。。息を切らし、のどもカラカラ。荷物を持つ手はジンジン。足もふらふら。なのに・・・無情にも飛び去った後。夢なら覚めてよぅぅぅ。4人しばし放心状態。そこへ1人の白人男性が「to Rima!」彼もがっくりと肩をおとしていました。以後彼のことを「ペルーの男性」と呼ばせていただきました。アトランタにいるガイドに連絡をとり、途方にくれる我々の緊急サポートにきてもらう。今日はアトランタの「ホリディ イン」Hへ宿泊。まさかのアメリカ。せっかくなので美味しいステーキを食べようと、フロントのお兄さんお薦めの「MALONE」へ。ステーキ・オニオンリング・ポテトスープ・魚料理とワインを注文。運ばれたお皿を見てただただビックリ。ポテトなんて顔ぐらいあったよ。アメリカ国産牛はとってもとっても美味しかったし店の雰囲気もVery GOOD!こうして長かった一日が終ったのであります。

2月12日
ホテルのレストランで朝食をいただきました。バイキング形式でしたがオムレツは目の前で焼いてくれます。トマトオムレツを注文したらチーズは入れるかと訊かれたので、姪っ子のマネで「イヤッ!」と言ってみたら、姪っ子には「嫌!」と聞こえたよう。やっぱり発音悪いのか・・・ショック。
夕方の飛行機だから、ホテルの部屋は午後1時まで使えるようにしてくれた。でもホテルにいるなんてつまらない。ホテルの女性従業員にいろいろ楽しい所を教わってダウンタウンへ。タクシーに乗り込みCNNセンター(ニュースセンター)へお願いしたはずが、通りすぎUNDER GROUNDで降ろされちゃった。4人で40ドル。たか〜い!!帰りも呼んでと名刺(?)を渡される。ダウンタウンの雰囲気はやっぱり恐い。ホームレスがどこへ行きたいの?と訊きながらついて来る。近くに「コカコーラ展示館」があったので9ドル支払い入場。展示を見てコカコーラ商品を飲んでお土産買って時計を見たら「もう1時過ぎてる(~_~メ)」急いでホテルへ戻らないと!と気持ちはあせるがさっきのタクシーは来ない。そこへホリディインのワゴン車がやってきた。わらにもすがる思いで乗せていってと交渉。以外とあっさりOK。4人で20ドル。安いじゃん。黒人男性2人がホテルまで送ってくれたけど、普通は恐くて乗れないです。バルセロナでも黒人男性が優しかったけど、見かけで判断しちゃいけないね。アトランタの街は黒人がすごく多かったです。
部屋はすでにロックされていたけど、開けてもらいお世話になった従業員にお礼を。空港ではまたまた手荷物チェックや指紋チェック。靴も脱がされちゃったよ。さあ、いよいよペルーへ出発です。アトランタでお世話になったサポート係のご夫婦(名前わからんのです)にお礼を言って記念撮影。DL335便16:55発が30分以上の遅れ。この遅れ昨日だったらよかったのにぃぃぃぃ。あっ、リマの人!向こうも気付いてニッコリ(^。^)。デルタ航空の乗務員男性に昨日飛行機において行かれたと話したら、「最初からデルタを利用すればよかったね」って、わかってたらそうするよ。日本人が恋しいのか、しょっちゅう愛想してきた。日本の裏側だもの、心細いのかな?前のスクリーンを観るとディズニー映画「コープスブライド」が上映されている。主人公である死者(女の娘)が私の大好きなディズニーキャラクターのサリーちゃんにそっくりのため、おもわず夢中に。音声も無しに映画鑑賞しちまったよ。全然睡眠とれなかった(*_*)。疲れたので姉の真似をして首の体操。頭だけ動かそうとするんだけど、顔がゆがむばかり。あまりのバカ面に大笑い。アホなことやってるうちにもう着陸体制。リマへ23:30無事到着です。
2月13日
リマ空港から出る時に審査が。ボタンを押せと言われ、結果私だけが赤いランプ。とってもいい加減な仕掛。なぜか選ばれてしまったようで、私だけ再チェック。係員も後始末に一生懸命でただ荷物をローラーに載せただけ。やる気ないならやるなっちゅうの!
ようやく空港から出ると、夜中だというのにお迎え・客引きの人がいっぱい。さすが夏だね、かなり蒸し暑い。ホテル サンブラスへチェックインしたのが夜中の1時頃。部屋に入って疲れがドッとでた。だって狭くて薄汚れた部屋、冷房がなくて扇風機だけ。ビジネスホテルでもこんな部屋ないよ、信じられない。お風呂へ入り荷造りしてたらもう3時。30分ベッドに横になるが寝れるわけない。質素な朝食をいただき出発です。
マチュピチュへ1泊する予定でしたが日帰りに変更。で早朝出発となったわけです。リマ空港でスターペルー1115便を待つ。待ち時間の間にトイレへ。ペルーのトイレにはでっかいゴミ箱が必ずある。あまりにでかいものだから、かなり邪魔。なぜかというと水の流れが悪いためトイレットペーパーは便器に流してはならない。しかし癖は恐ろしく、用を済ませるとサッと流して、後でしまったと気づく。何度と繰り返し、帰る頃にはゴミ箱に捨てる癖がついていた。学習能力のなさにガックシ。
簡単な機内食がでる。飲み物はインカコーラ。味はコーラじゃないね、クリームソーダだ。
さあ、クスコへ到着。ここは標高3000m以上の高地。大抵の人は高山病にかかるため、予習で得た知識@深呼吸Aすり足で歩く・走らないB頭をふらないC水分をとるをさっそく実行。空港前では大統領選挙が近いため候補者の演説で賑やか。ペルーへの旅行は危険情報もだされていて、ちょっと心配してたんです。「フジモリ」は禁句だとか・・・?
日帰りマチュピチュにはガイドさんが同行してくれました。まずは宿泊ホテル「ホテル サン アグスティン インターナショナル」でコカ茶をいただきました。利尿作用があるため高山病に効くそうです。味は今までに飲んだことがあるような薬草茶のようで、私は美味しいと思いました。ホテルから車でオリヤンタイタンボ駅まで移動。途中の車窓は北海道のパッチワークの丘のような美しい景色の連続。ほんのちょっとでいいから写真を撮りたかった!しょうがないから目に焼き付けました。他の連中はみんなグッスリ。もったいないなぁ・・・。
予定では一番安いバックパッカーに乗るはずでしたが、ビスタドームに変更されていました。天井がガラス張りで風景がよく観れます。おまけに軽食とドリンクサービスまで。列車には2時間程乗っていたでしょうか。ウルバンバ川や絶景に目を奪われるうちアッという間に終着駅アグアス・カリエンテスに到着。バスに乗り換え、ジグザグを13回降り返しマチュピチュ入口へ。そこから10分程坂を登ります。なにせ高山、ちょっと歩いてもヒーヒーハーハーしんどいです。でも、以外にあっさりと目の前にマチュピチュが現れました。あんなに期待していた世界遺産マチュピチュ、想像していた通りの景色に感動がイマイチ・・・残念である(-_-)。段々畑、水汲み場、陵墓、太陽の神殿、インティワタナなど2時間くらいかけて案内をしていただきました。ガイドさんは日本人。クスコへきて、2年になるそうです。とても勉強されていて、いろんな事を細かく説明してくれました。リャマがのんびりと草をついばんでいます。ちゃんと心得ていて根っこの部分は食べないそうです。そばへ寄っても人馴れしているため動じません。
帰りのバスでグッバイボーイが出現しました。折り返す度、少年が先回りしてグッバーイ!≠ニ手を振ります。学業がおろそかになるため止めさせられたらしいですが、幸い夏休み中。バスが到着すると少年がバスに乗り込み乗客にチップを要求。いいアルバイトなんですね。
マチュピチュ村でランチバイキング。お豆料理や鶏肉料理が美味しかったです。一番人気はスイカでしたが(笑)コカの葉っぱがおいてあったのでお湯を注いでいただきましたが、なかなか抽出されずイマイチでした。
帰りはバックパッカーに乗って帰りました。列車内に音楽が流れ、「リャマ使いの踊り」を楽しみました。そのあとスタッフモデルによるファッションショーが行われ、モデルのように車内を歩き、ポーズがとってもきまってました。そのショーで着用したアルパカセーターを販売する仕組みになっていて、私もお土産にセーターを1枚ゲット。47ドルでした。日本で買えば倍以上の値段にはなるのでは?
帰路は6時間以上かかりました。スィッチバックを何回か繰り返し登っていきます。クスコの街が近づくと、夜景がとっても綺麗!駅「サン・ペドロ」にやっと到着です。標高3399mあるため、歩いていると雲の上にいるみたい。体がフワフワしてるんです。友達は頭痛がひどくて食事がとれませんでした。風邪なのか高山病か、この時はわかりませんでした。他の3名はペルー料理が食べたいと適当に注文したのですが、アルパカ(生肉だったような)やなんの肉だかわからないグリルなどをいただきホテルへ戻りました。昨日から全然寝ていないのに、私のお目目はパチクリ。寝つけません。おまけに10分ごとにトイレへ。変なもの食べて下痢だろうって?いえいえ、不思議とおしっこがいっぱい出るんですよ。結局2〜3時間の睡眠しかとれなかった(*_*)これも高山病だったのかなぁ・・・?
2月14日
眠れないtomoは早朝お風呂へ。熱いお風呂は高山病を悪化させるため、ぬるいお湯につかりサッパリ。朝食はバイキング形式で、パンや料理よりもジュースや果物をたっぷりいただきました。ガイドさんの案内で、12角の石・アルマス広場・サント ドミンゴ教会を観光。クスコはかつてインカ帝国の首都でしたが、スペイン軍の侵攻を受け破壊されました。しかし、剃刀の刃も通さないほど精巧な石組みは何百年たった今でもビクともしません。この石組みの技術には脱帽です。クスコでは貧しい人が多いようで、ゴム草履を履き薄汚れた洋服姿でした。インディヘナの衣装はとてもカラフルで、黒髪はおさげ、ぽっこり広がるギャザースカートをはき、人形などの商品を風呂敷のような布で包み背中にしょっています。世界遺産であるクスコ市街ともお別れです。スターペルー1118便10:50発でリマへ。
リマ上空から下を見下ろすと、そこは砂漠。空港へは日系人野田さんが出迎えてくれました。車に乗ると、荷物は足元に置くよう注意されました。目に付く荷物は窓を破ってでも奪われるそう。おっかね〜!
旧市街のラ・ウニオン通りで野田さんお薦めのルクマのアイスをいただきました。果物のアイスですが、さつま芋と栗をmixしたような味。美味しいです。次もお薦め「チチャ・モラーダ」。紫とうもろこしをシナモンとグローブで煮てレモンを加えた飲み物です。あっさりした味で冷たくて美味しい。ポリフェノールたっぷりで体によさそう。アルマス広場(クスコにもあったよね)、カテドラルを見学後新市街へ移動。ミラフローレス地区にある恋人達の公園へ。スペインのグエル公園に似たベンチで恋人達が愛を語るのでしょうか。巨大モニュメントは恋人が抱き合いキスしているもので、とっても刺激的。さっすが情熱的な国、大胆だよね。リマっ子と一緒に記念撮影。
3時頃ホテルへ戻り、案内された部屋に入ってびっくり。2日前宿泊した部屋とはうって変わり、広くて綺麗。おまけに冷房もあるじゃん。こないだの部屋はいったいなんだったの。30℃くらいはあるんでしょうね、かなり汗をかいていたのでアトランタで購入したTシャツに着替え、街へくりだしました。まずはお土産やさんへ。歩いて30分くらいの民芸品市場へ。値切る交渉は姪っ子のきーちゃんに頑張ってもらい、リュック、バッグ、アルパカ人形、インカTシャツを購入。値切るのがおもしろかったけれど、きーちゃんはお疲れ。ありがとねm(__)m
野田さんが薦めてくれたレストラン「EL PARQUE」で夕食。ビールはクスケーニャとクリスタル。どちらも飲みやすくうまぁぁぁい!夏はやっぱりビールに限る。ペルーで有名なピスコ・サワーにも挑戦。ブドウの蒸留酒ピスコに卵白とレモンを加えシェイクした飲み物。こちらは強いため飲みやすいとは言えません。料理はもちろん、ゲテモノ大好きですから日本では味わえないものばかり注文。ペルー料理の代表「セビッチェ」・・魚介類のサラダみたいでサッパリ。「アヒ・デ・ガジーナ」・・玉ねぎ料理ですが今まで味わったことのない味。美味しかった。「アンティクーチョ」・・牛の心臓の串焼き。これもなかなかいける味。「クイ・チャクタード」・・でたーーーーっ!アンデスの人達がペットとして家で飼ってるクイ(モルモット)のフライ。クイのかわいい姿を見てしまったら、食いしん坊tomoでも口に出来なかったかも?レストラン前ではフォルクローレ演奏(民族音楽)があり、南米の夜を満喫しました♪。「コンドルは飛んでいく」は有名ですよね。
リマでは地下鉄がないためコンビというミニバスが主要な交通になっています。好きな場所で乗り降りできるようです。初心者の私達にはバス利用は無理なので、徒歩でホテルへ戻りました。途中スーパーでお買い物。友達も高山病から解放され気分よさそう。私も久しぶりに深い眠りにおちていきました。zzzzz。
2月15日
今日はナスカの地上絵ツアーです。車でイカまで4時間30分。走れど走れど砂漠が広がり、海岸近くは濃霧で真っ白。リマの郊外住宅地はプレハブみたいな建物が並んでいました。どう見てもバス停みたいに見えた。窓ガラスははいってないみたい。というより窓なんてないのかな?土地は好きな場所を早いもの順なんだって。贅沢を知った私達には住める環境ではありません。
イカ空港に到着後、センパー内服液を飲み準備万端。セスナよりちょっと大きい飛行機に乗りシートベルト着用。身も心も引き締まる。20分くらい水平飛行が続き、酔い止めがきいてきたのかとろ〜んとしてきた。寝てる場合じゃありません。しっかり見ないと!パイロットがぐんと機体を傾けたと思ったら「右、翼の下、宇宙人、わかった?」と何ヶ国語かで説明する。次は左に傾け同じ説明。地上絵を見せるため交互に傾けるものだから、当然気持ち悪くなってくる。真中席に座っていたきーちゃん、気持ち悪くなったもよう。左右見ようとすると、なおのこと気持ち悪くなるらしい。それでも最後まで見ていた様子。必死にカメラで撮影したにもかかわらず、なにを撮ったかわからない出来栄え。だって、ちっちぇぇぇぇぇぇーんだもん。100mくらいはあるらしいんだけど。ハチドリ・コンドル・サル・クモなど確認はしたけれど、あれって人が書いたに決まってる。こんな夢のないバクダン発言はいけないですか?しかし、観光のため誰かがし掛けたとしたなら、私はスゴイと思います。だんだんうすくなってきていて消えるんじゃないかということですが、その方が人を呼べるしね。空港へ戻り着地したにもかかわらず、きーちゃん動けず。看護をうけ車椅子に乗せられ建物内へ。しばらく休憩していたら顔に赤みがさしてきて、やっといつものきーちゃんの顔にもどってよかったよかった。
空港近くのホテルでランチ。ここの特産はアスパラということで、いっぱいいただきました。黄桃ジュースがピッチャーでテーブルにだされ、めっちゃ美味しかった。こんな砂漠でリゾート気分を味わっていて申し訳ない気持ちに。現地では飲み水もない生活を強いられてるんですから。
リマ市内まで4時間、車に揺られ爆睡。あまりの暑さで目を覚ましたけど、また眠りの中へ。夕食のレストランへ到着。ホタテのお料理などいただき、いよいよペルーとお別れです。

2月16日
リマ空港で出国手続きを済ませ、免税店でお買い物したらパスポートが友達と入れ替わってる。こんなんで出国OKだったなんてビックリ。帰りは飛行機の乱れもなく予定通り帰国しました。今回の旅はほとんど乗り物の中だったので、なんか物足りない気分が残りましたが、周りでは誰も行ったことがないペルーへ行ってきたことが優越感かなぁ。アメリカも楽しめたしね(^_-)