オリエントの夜明けは文明の夜明けであった・・・
世界史の時間ぼぉーっとしていると、唐突にこんな言葉が思い浮かびました。
すると不思議なことに、頭の中にプーンギーのフレーズが流れ出したのでした。
折りしも、某コンテストに何か出そうかなぁ〜と思っており、家に帰ると早速制作を開始しました。
(このときまでずっとプーンギーは鳴り続けていた)
農耕の始まりから都市国家文明、そして踊りを表現したこの曲は、
今までで最も長い制作時間を費やした曲です。
リード・パイプ・マンドリン・クロマチックパーカッションなどとエスニックドラムを軸に、
ストリングス・ピアノなどを加えた、比較的シンプルな構成です。
リードは「Pungi」を基に、フィルタでもっと平べったい感じにした音。
パイプは「Pan Flute」を基に、もっと息の音を強調した音です。
“1分あたり”で言えば、もっとも時間をかけたのはギターとマンドリンで、ほとんどピアノロールで打ち込んでいます。
データ自体はコントロールも少なくシンプルですが、タイミングのズラし方に四苦八苦。
MP3は、パートごとに分割して録音し、それぞれイコライザーとコンプレッサーで軽く調整しています。
ユーザードラムを使っていることもあり、MIDIはSC-8820専用です。ご了承ください。
それ以外の方はもちろん、8820をお持ちの方も一度MP3を聞いてみてください。
2003年度EDIROL「力作」コンテスト受賞、ありがとうございました。
サイトのお客様、友人たち、ならびにお世話になった「力作」担当のKさんたちEDIROLの方々、審査員の先生方、
この場を借りてお礼申し上げます。
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