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くらしの漢方 |
漢 方 薬 話 ( コ ラ ム ) |
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私が漢方について学んだ多くのことを、わかりやすく、おもしろい話としてみなさんにもお伝えしようと、私自身が書いているコラムです。ちょっとした話の種として、みなさんに活用していただければ幸いです。(バックナンバー) |
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今、みなさんの体の表面を覆っている皮膚がどの位の時間をかけて作られているでしょうか。 正常な皮膚は普通28日(約1ヶ月)と言うサイクルで古い皮膚から新しい皮膚へと移り変わっていきます。 そのメカニズムは約2週間かけて体の表面へと徐々に浮かび上がってきます。 その後表皮として約2週間体を覆い、最終的にアカとなって剥がれ落ちます。 後半の2週間の表皮がしっかりしていないと、紫外線・ホコリ・雑菌などから体を守ることができません。 外部の異物・刺激に表皮が2週間耐えられるには、前半の2週間の皮膚作りがポイントとなります。 つまり前半の2週間にしっかりとした土台を作らなければ、体の防御としての後半の皮膚が2週間もちません。 もたないと、前半の2週間の皮膚が土台半分で表面へ上がってこざるをえません。 もうおわかりになるでしょう、悪循環の始まりです。 「皮膚(肌)は内臓の鏡」と言う言葉を聞いたことがあると思います。 皮膚は皮膚表面を流れている血液より、栄養をもらい作られます。
その血液が悪いと良い皮膚は作られません。【Vol.1】 血液は、体のいたる組織を構成していると言っても良いと思います。 血液の状態が悪いと、皮膚を含む内蔵も状態が良いはずがありません。 体調の悪いときは、皮膚の状態も悪いことが多いのはこのせいです。 逆に言うと皮膚のトラブルや悪さは、内臓の悪さを物語っています。
2週間表皮でバリアとなって、肌を保つのに必要なものはカルシウムです。 カルシウムは肌のたんぱく質(ケラチン)を、引き締め頑丈にする働きがあります。 お肌のトラブルの多い方、カルシウムをお肌に吸収しやすいカルシウムゾル化させた商品:リスブランのカルシウムラインが愛育堂のお勧めです。 |
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