ごろーさんのアフリカ体験記


第6話【大草原とキリマンジャロ】
待ちに待った、サファリドライブ。
車に乗り込み、いざ出発。
少し進むと、そこは大草原。すばらしい景色です。
そこには、シマウマ,ヌー,ガゼル,インパラなど、
多くの草食動物が、群をなして夕食の時間。
遠くに、ゾウの群が・・・。しかしそこには近づけず、
300mmの望遠レンズの中から、ウォチング。
遠くだったけど、ゾウに会えたことは、やはり感激!。
豆粒ゾウを見て、シャッターを切ってました。
大自然の中で、興奮のあまり、巻きあがったフィルムが、
1本2本と、どんどん増えていく事に気がつき、
このままでは、最後の日まで持たない。”やばい!”
しかし、彼らの姿を見ていると、記録に残したくて、
たまらなくなるのです。
シマウマが、なぜ?あんな白黒なのか、ほんとに不思議です。
とても、自然の中から出来た、生き物とは思えないカラーリングですよね。
きっと、”神様”が間違えたのでしょう。
日が沈みかけると、なぜか、彼らは同じ方向に、歩き始めました。
何千何万の動物たちが、移動を始めたんです。
ヌー,シマウマ等の動物が、いっせいに移動しているんです。
砂埃を上げて、ゆっくりゆっくり歩いているんです。
非常に不思議な風景です。
話を聞くと、彼らは家に帰るらしいです。
森の中に戻るらしいです。朝、草原まで出てきて、
夜森へ帰る。それが彼らの日課だそうです。
しかし、この大草原、彼らはどこまで戻るのか?
僕たちに知る余地もありません。
きっと、考えもつかない距離を、移動しているのでは・・・。
この風景を作り上げている、大きな存在。
”キリマンジャロ”。アフリカ大陸”最大”のこの山。
山と言うより、大地の壁そんな感じです。
到着時は、少し曇っていて、よく見えなかったのですが、
このときは、雲がひき、山頂の万年雪までも、
僕たちに、見せてくれました。
とにかくでかいです。赤道直下のこの国に、
水を、緑を与え、彼らの生命の源となっているのが、
”キリマンジャロ”なのです。
このキリマンジャロ、実はケニアではなく、タンザニアの山らしいです。
隣の国の山が、こんなにでかい?
島国の日本じゃ、考えられません。
ちなみに、ケニア最大の山は、”マウントケニア”。
この山も万年雪と氷河を頂く、5199mと凄い山。
アフリカ大陸2番目らしいです。
この前の、”世界遺産”見ました?
マウントケニアの特集で、撮影隊に、ナイロビの空港で遭遇。
是非見て下さいと、言われてたので、しかし、こんなに速く、
編集,放送するとは、日本のテレビ局も、
”なかなかやるな”って感じです。
 
 

今日はここまで、
第7話は【夕焼けとヒョウ、そしてカバと南十字星】
お楽しみに!
                  ”ごろーさん”