養蚕
当地区では、昭和30年代頃まで「蚕(かいこ)」を飼育する農家が多くあったが、化学繊維の普及とともに、重労働である養蚕業従事者は年々減少した。そのようななか、自然環境を活かして、足谷町で紬織物生産に必要で貴重な蚕「玉小石」を飼育し、福井県唯一の養蚕家として日本の伝統を守っている。「玉小石」と呼ばれる種類の蚕からできる絹糸は、少量ながら、細くてしなやかなのが特長で、重宝される。
蚕の繭(まゆ)つくり
卵からふ化し、幼虫(蚕)に、桑の葉を食べて、脱皮を繰り返し、熟蚕に、まぶし(繭つくりの土台となる網状のトレー)に入り、糸を吐き出し、繭を作る(さなぎとなる)。
日刊県民福井 真っ白な繭びっしり 福井の養蚕農家 2020年6月23日
福井新聞 純白の繭 つややか 2020年6月17日
福井新聞 電子新聞D刊 養蚕に児童興味津々 2019年9月11日
NHK 福井 NEWS WEB 県内唯一の養蚕農家を児童が見学 2019年9月10日
福井新聞 電子新聞D刊 絹紡ぐ純白の繭 2019年6月23日
福井新聞 養蚕を守る 2019年2月12日
福井新聞 県内唯一の養蚕農家で繭生産開始 2018年6月15日
福井唯一の養蚕農家で繭生産始まる 2018/06/14 に公開