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ヤオ設計
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1)丈夫な家(耐震・耐風構造)と敷地
日本は地震国です。また、最近の気候変動で台風・豪雨による被害が目立つようになりました。 まず耐震・耐風性は構造計算による確認が必要です。品確法による長期優良住宅では耐震等級が1〜3に分かれています。等級1=建築基準法レベル、等級2=水平力1.25倍、等級3=水平力1.5倍です。
また生命財産を守るためには建てる敷地の選定が重要です。崖の近くや洪水の恐れ有る地域では、集中豪雨で発生する土石流により、住宅ごと持っていかれる被害もあります。

2)高断熱・高気密(省エネハウス)
建物外壁・屋根・窓等は十分な断熱性能と気密性が必要です。日本の断熱基準はヨーロッパ各国と比較すると見劣りしますので、現行基準の2〜3倍レベル(Heat20のG2orG3)が目標になります。窓は木製か樹脂製枠の3重ガラス窓を標準とします。気密性能C値は0.5〜1.0cm2/床m2程度が目標です。室内気温が安定し、少ない光熱費で一年中快適な範囲に保つことができます。

建物断熱=外皮断熱性能でUA値:熱貫流率[W/(u・K)]で表します。値が小さいほど熱を伝えにくくなります。 <福井市の基準=外皮断熱性能は6地域(全8区分)です>
    省エネ基準6地域UA値=0.87 [W/(u・K)]  現行基準
    G2(=省エネ等級6)の6地域UA値=0.46 [W/(u・K)] 暖房エネ△50%
    G3(=省エネ等級7)の6地域UA値=0.26 [W/(u・K)] 暖房エネ△75%
冬は、窓から失われる熱は家全体のおよそ半分に当たります。窓の性能アップは部分改修でも効果があります。高断熱の家は、廊下や便所・浴室の温度も上がり、ヒートショックを防ぐことができます。

北側立面図
東側立面図
東側立面図

写真:玄関ホール
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3)住みつぐ家(ロングライフ)
家族のかたちは変化します。若年、中年、老年期へと経過しながら、つながり方も変化します。 家族構成が変化する25〜30年毎に大改修し、仕上・設備の更新で家の価値を持続させます。構造・断熱がしっかりしてるので、屋根・外壁は簡単な修繕で済みます。

北陸では冬雪が積もります。除雪時の落下事故が毎年発生していますので、屋根・外壁のメンテナンス可能な固定梯子があると便利です。

4)気持ちのいい家(シンプル&エレガンス)
「どんな家に住みたいか?」と聞かれれば、わたしは「気持ちのいい家」と答える。
  • 住はじめの家は物が少なく、広々して気持ちいい。
  • 窓からの風が気持ちいい。
  • 南窓から差し込む光で冬は暖かく、夏は庇の影で涼しい。
  • 窓から見える庭木や里山の風景が気持ちいい。
  • 杉腰板と漆喰白壁が気持ちいい。
  • 春の朝、室内を静かに流れる空気が気持ちいい。
                 <2022. 9.14作成>
                 <2026. 7. 7更新>

写真:廊下と食堂

写真:台所