滋賀県の山   小谷山(494.5m)

                    2024年4月6日  曇り時々晴れ

  望笙峠(9:25)→小谷城本丸(9:40)→小谷山(10:45〜11:35)→福寿丸跡
 (12:05)→小谷城戦国歴史資料館(12:05)→日野神社駐車場(12:45)→
 望笙峠(13:05)

 先週御嶽山(おたけやま)に登ったばかりなので、今回は皆には声をかけずにIさんと僕のアクアで出かける。小谷山登山口にナビを合わせたら、資料館の前を通り過ぎ、細い道路をどんどん登って行く。このまま行き止まりまで行くのも味気ないので「望笙峠」と書いてある広場に車を止めた。そこからも琵琶湖と竹生島の素晴らしい景色を俯瞰することができた。
 すぐ左手の幅の広い「大手道」を歩き始める。小鳥が意外なほど大きな声でさえずっている。やがて大きな案内図の立つ広場に出るここが林道の終点のようだ。再び山道に入ると「馬洗池」と書かれた表地位があり、その裏に小さな池があった。以前に訪れた印象では「御馬屋跡」はもっと広々としていたように思うが、今は若木やアセビの木におおわれている。アセビの花はちょうど見ごろであった。「桜馬場」を過ぎれば小谷城本丸の石垣が現れる。本丸跡は一段と高くなった広場だが、今は雑木林におおわれている。
 「山王丸跡」を過ぎるとタムシバの白い花とイワウチワの群落が現れる。頂上直下の長い急な階段を登れば小谷山(大嶽城址)山頂だ。山頂は大規模な砦になっていたので、遺跡発掘のために掘り起こされたそうだ。そのためか、周りより一段低くなっている。山頂の大きな広場の中心に標識と三角点がある。昼食には少し早かったが、琵琶湖の見える一角でゆっくり食事を楽しんだ。
 帰路は頂上から直接下って行く道を通り周遊することにした。細いがよく踏み込まれた気持ちの良い山道だ。「福寿丸跡」にはベンチがあり、琵琶湖や竹生島をより近くに眺めることができた。あっという間に歴史資料館に戻ってきたが、そこから車を止めてある「望笙峠」まで戻らなければならなかった。疲れていることもあって、その登り返しが一番つらく感じた。