平成25年 第3回  グリュッククラブ   賤ヶ岳421.1m) 

              平成25年10月27日(日) 雲り後晴れ

   余呉湖観光会館駐車場(9:55)→猿ヶ馬場(10:50)→賤ヶ岳(11:45〜13:05)
  →国民宿舎余呉湖荘(13:45)→余呉湖観光会館駐車場(14:35)

 富山の山に登ろうと思っていたが、雨の予想で急遽行き先を変更する。台風の影響で前日まで決行できるか危ぶまれていた。もっとも、「中止」の電話を待っていた人もいたそうだが……。
 余呉湖観光会館の駐車場に車を止めて、少し戻ったところにある賤ヶ岳登山口に向かう。今日は何か特別な電車が走るのか、湖西線の線路沿いにたくさんのカメラマンが三脚を立てていた。登山口付近には松の林が広がっていて、Tさんは「松茸がないか」とあちこち目を光らせている。足元の土のやわらかい所は、イノシシが掘ったと思われる窪みがたくさんあった。
 やがて杉の植林に変わり、最近切り倒されたと思える切り株が点在している。杉の根元には青いビニールロープが巻き付けられており、たぶん鹿対策だろう。道は登ったり下ったりだらだらと続き、山を登っている感じがしない。それでも、山頂直下はさすがに勾配がきつく、息も荒くなる。トイレの屋根が見えてくると山頂だ。
 賤ヶ岳は秀吉と柴田勝家が天下分け目の合戦を演じた古戦場であるが、よくこんなところまで登ってきて戦ったものだと思う。今はリフトもついた観光地で、広々とした平地にベンチが幾つか置かれており展望台もある。北に余呉湖、南に琵琶湖を望める。大河ドラマの影響か、浅井三姉妹の顔をくり抜いた写真台まである。さっそくおでんを温めて楽しい昼食タイムとなる。
 帰りは国民宿舎の方に降りる。広い道だが石がごろごろしていて歩きにくい。国民宿舎は閉鎖されており、休業中のようだった。あとは、舗装された道路を湖に沿って約半周して駐車場に戻るだけだ。
 マキノ高原の「さらさの湯」に浸かり、敦賀経由で六時前に福井に到着し、いつもの食堂で夕食を食べる。