グリュッククラブ 第2回例会     赤坂山 823.8m)

            
平成24年6月3日(日) 曇りのち晴れ

  マキノスキー場(9:20)→ブナの木平(10:35)→赤坂山
  (11:40〜13:00)→ブナの木平(13:50〜14:15)→
  マキノスキー場(15:00)

  夜叉が池に行くつもりが、今年は雪が多いのかまだ山開きをしていない。そこで前から気になっていた、滋賀県側からの赤坂山コースにチャレンジすることにした。参加人数は7人だったので僕の車でも何とか行けそうだったが、Tさんが大型のワンボックスカーを出してくれることになり、久しぶりに助手席に座ることになった。
 敦賀ICで降りると、マキノ高原までは意外と早く着いた。日曜とあってスキー場はグラウンドゴルフやキャンプをしている家族連れでにぎわっていた。右手奥からは運動部の合宿らしい若者の声が響いていた。
 スキー場の最上部から赤坂山の登山道が始まっていた。いきなりの急登の階段が続きみんな悲鳴を上げている。しかし、斜面もだんだん穏やかになり、幅の広い快適な道が続く。ちょうど中間あたりに東屋のあるブナの木平がある。休憩にはもってこいだが、直前に休憩をした後なので、帰りに寄ることにした。
 右手に道をとり、少し進むと小川のせせらぎの音が聞こえてきた。しばらくは小川と並んで進む。砂防堰堤が滝のように見えてとても涼しげだ。堰堤の端の急坂を登れば真ん中に小川が流れる小さな広場に出た。ここも休憩にはもってこいの場所だったが、先を急ぐ。ここで小川と別れ、赤坂山山塊のジグザグ道に取り付く。尾根に出ると周りの木は雪の重みで地面に押しつけられている。高い木はなくなり視界が急に開けてくる。低山の割には高山の雰囲気がある。やがて前方に赤坂山の頂上が見えてきた。福井県側から見るときれいな三角形をしており高度感もあるのだが、こちらから見ると小さな丘に見える。途中で、レンゲツツジが鮮やかな朱色の花を咲かせていた。これも雪のためかほとんど地面にはいつくばっている。
 ブナの木平でゆっくりとコーヒータイムを取ったが、順調に下山。今回は標準時間で登ることができたのは収穫であった。「マキノ温泉さらさ」で入浴し、有名なメタセコイアの並木を走った。「冬のソナタ」にでてきたものよりずっとすばらしかった。福井に戻って中華の夕食。充実した一日だった。