猪ノ鼻ヶ岳(いのはながだけ 508.1m 

                                   
平成23年5月21日(土)曇り時々晴れ

  (かい)(がけ))→山道入口(9:35)→猪ノ鼻ヶ岳(9:35〜45)
  →山道入口(10:00)→
(かい)(がけ)(10:10)

  (かい)(がけ)宝殿林道入り口く、さえないよう厳重ていマツタケ山名残ろう林道全貌ていさいのいいだ。所々ミツバツツジ可憐てい
 やがて現れる林道の分岐を左に分けると「宝殿ヶ岳」の標識が割れて地面に落ちている。気をつけていないと見落としそうだ。「宝殿ヶ岳」という山が別にあるのかと思っていたが、地元では猪ノ鼻ヶ岳がこのように呼ばれているらしい。杉林の入口は踏み跡が多くどちらに進んでいいか迷う。よく見ると左手奥に赤い印が見えた。
 踏み跡がはっきりし、もう迷うことがない。途中で林の切れ目から綿向山がきれいに見えていた。よく見ると頂上の記念碑まで見える。再び現れた「宝殿ヶ岳」の標識で右手の急坂に取り付く。道はすぐトラバースするようになっているので割と登りやすい。やがておわんの上部に出たらしく坂は急におだやかになり、雑木林の中を縫うようにして進めば頂上に出た。昔の案内書には、回りが開けていて展望が素晴らしいと書いてあるが、今は細い木々が密集していて何も見えない。
 頂上からは道が三方についていたが、こんなところで迷うのもいやだと思い、元来た道をたどることにした。帰りはもっと早く30分足らずで鎌掛峠に着いてしまった。
 今年は雪が多く、開花が遅れてまだ花が見られることを期待して「しゃくなげ渓」に寄ってみた。ちょうど戻ってきた人に花のことを聞くと、「全く咲いていない」とのことだったのでそのまま家路に着いた。12時30分ごろには家に着いてしまった。片道2時間もかけて滋賀県まで行ったのに、こんなに早く戻ってきたのは不思議な気がした。