福井市棗公民館

わがまち棗

白方町


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白方町 - 白龍太鼓-文化の創造と継承-

 白龍太鼓の演奏を聞いたことがありますか。いなせな法被姿で力強く打ち鳴らす太鼓の響きは、私達にふるさとを思い出させ、なつかしく楽しい気分にさせてくれます。
 白龍太鼓は今から22年前(昭和49年)、白方町で生まれました。白方町では春日神社が再建された当時、集まった人たちは「白方中の人が、心を一つにして打ち込めて、楽しめるもの、しかも人のためになる何かをやろう!」という話がもち上がりました。たちまち気運はもりあがり、太鼓やろうということになりました。
 まず、太鼓の打ち方を習わねばということになり、師匠さんに来てもらって手ほどきを受けました。腕はめきめき上達しました。
 次は楽器をそろえることです。資金はメンバーの人達が持ち寄って当時のお金で百万円を集め、先ず太鼓を三基、鉦(かね)や笛なども工面しました。衣裳もととのえ、伝統にちなんで” 白龍太鼓 ”という名前をつけました。
 太鼓が大好きで、ふるさとを愛する人達の演奏は、たちまち評判となり、各地のお祭りや文化祭などに出張演奏もさかんに行われるようになり、、遠くは、敦賀市や、石川県へも遠征して喜ばれています。
 発足当時から22年間、ずっと太鼓を演奏し続けているメンバーは22人ほどで、毎週一回(イベント前には二回)練習をかかさず続けています。レパートリーは、オリジナル曲が約十曲、銭太鼓などを組み合わせたり、親子の競演などほほえましい演奏もあって、聴く人を魅了(みりょう)しています。
 こうしてふる里に生まれた芸能文化ー白龍太鼓は、地域の人々に支えられて、いきいきと活動しています。これからも若い人達が受け継いで、いつまでも守り続けてほしいものです。

そう太くん

 

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