棗地区の概況
JR福井駅18Km、福井市の北西部に位置し、北に白砂三里浜の日本海に面し南に城跡、朝倉山と大変自然に恵まれた旧棗村の地域である。当地区には、浜島遺跡など縄文・弥生の遺跡をはじめ、古墳時代の遺跡も散在している。古くからこの地に住み、狩猟農耕の生活がおこなわれてきたであろう。また、中世に至り、白方町の東大寺荘園高串荘、さらに室町時代に戦いが行われた朝倉山城跡などが記録されている。
近代においては、現在に見られるように畑作地、水田稲作地が整備され農業中心の生活が営まれてきた。丹生山地を中心とした林産業三里浜砂丘地のらっきょう・すいか・大根・トマト、九頭竜川沖積地の稲作と第一次産業が地区の主産業であるが、近年テクノポートには化学工業中心の工場が数多く進出してきている。また、テクノポート造成とともに三里浜緑地緩衝地は、芝生広場がいくつも散在し、これをつなぐ林間の遊歩道はすばらしい憩いのスポットである。
なつめの宝さがし
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