和田大学は、高齢化社会の進む中、昭和59年に和田公民館で地域の高齢者を対象に、学習の場として開講された学級です。平成25年でちょうど30年目を迎えました。平成25年度は、90名の受講申込がありました。
 この大学の運営は、毎年学級員より運営委員を選出して実施しています。年度初頭に準備委員会を開き、学習テーマ・学習内容・講師の人選・受講費などを協議決定しています。

 平成25年度は、学習回数8回。その内容は、時事問題・生活習慣病・法話・転倒予防・交通安全等を計画実施することにしました。館外学習では、池田町の能面の里の見学を行いました。和母母サロンと合同で、大宅さおり先生のピアノコンサートを、閉講式では、美咲ゆみ先生のコンサートとカラオケを楽しみました。心身ともに健康で、社会に奉仕できる高齢者を目指し、学習に励んでいます。

 和母母(ワハハ)サロンは、女性の学びの場であり、仲間づくりの場です。生活に身近な出来事からテーマを設けて年8回の学習をしています。
 内容は、講演会、コンサート、健康体操、館外学習(交流会)・地域のボランティア・れんげ和ん田ぁ〜らんど祭、敬老会ふれあいまつりの参加と、メニューはとても豊富です。
現在、講座生は25名ほどですが、新しく入会された方からは、いろんな体験もでき生活の知恵や、健康情報などとても勉強になり、入って良かったという声も聞かれます。毎年テーマを決め、一年の計画など話し合って和気あいあいと楽しく学んでいます。もっと学級生を増やして楽しいサロンにしていきましょう。

和田地区では、家族で地域とふれあえる場を設けようといろんな
イベントを考えています。昨年は、「くるくる巻きずし大会」を開催し、
公民館の講堂いっぱいの長さの巻きずしを総勢50名で一気に巻き上げました。その後は、みんなで記念撮影をし、おいしくいただきました。
                                    
世代を超えた人たちが集まることでいろんな意見交換ができ、また、子どもたちが
地域の方々と交流をもてる貴重な場所となりました。