マイクロフイルムが誇る長期保存性
マイクロフィルムの大きなポイントは「長期保存性」と「法的証拠能力」です。
マイクロフィルムは、適正な保存条件下では500年以上の保存が期待できるとされています、これはデジタルイメージを遙かに上回ります。
マイクロフィルムは元情報(原本)のそのままを複写したものであり、原本の状態を保護し改ざんできないため、証拠能力を持つことが国内外の裁判所の判例で実証されています。また、法務省公式見解や財務省公示等でも数多くの資料がマイクロフィルムで保存することが適法と認められています。
さらに、マイクロフィルムは、基本的に閲覧環境の条件に依存しない、JISやISOで定められた規格に基づいているため、将来にわたって確かな情報の閲覧性・可視性を確保できます。
様々な書類・伝票、そしてデジタルデータのバックアップや保存に、また古文書、古典書籍、絵地図等の過去の貴重な資料の劣化防止に大きな力を発揮します。
●マイクロフイルムの種類
35mm
フイルム
ロール ●マイクロフィルムをそのままリールに巻いたものです。1巻に約500枚の図面が収納できます。
ジャケット ●ロール状フィルムを切り、透明なシートに挿入しそのまま使用します。上部に見出しが付けられます。1シート6コマ収容。
アパチャカード ●ロール状フィルムを1コマ切り、予め窓(アパチュア)を開けてあるカードにそれを取り付けたものです。カードの余白部分にフィルムの情報を書込むことができます。
16mm
フイルム
ロール ●マイクロフィルムをそのままリールに巻いたものです。 1巻に約2500枚の文書、図面が収納できます。
カートリッジ ●ロール状フィルムを簡単に利用するためカートリッジに詰めたものです。
ジャケット ●ロール状フィルムを切り、透明なシートに挿入しそのまま使用します。 1シート60コマ収納。
フィッシュフィルム ●特殊なカメラを使い、1枚のカード状のフィルムにマイクロ画像を碁盤目状に撮影したものです。
マイクロフイルム写真撮影サービス
マイクロフィルムの撮影は、写真技法で記録するので部分的なミスはありません。 保存寿命は半永久的で、紙情報や他の記録媒体に比べ長期保存に最適です。出張撮影も行っていますので、持ち出し禁止図面・資料等もマイクロフィルムに撮影できます。
マイクロフイルム複製サービス
オリジナルマイクロフィルムの複製(ネガ、ポジ対応)も対応いたしております。
重要な文献はオリジナルフィルムを保存用としてプリント等にご活用の際は、複製フィルムをご利用いただく事をおすすめします。
マイクロフイルム引伸ばし・紙焼きサービス
多様な形態の引き伸ばし(紙焼き)を行っております。所蔵されているマイクロフィルム情報の複製(紙製本)が可能です。
フイルム形態
印画紙引伸ばし
PPCコピー
ロールフイルム
(35mm、16mm)
マイクロフィッシュ
(60モード、98モード)
COM
-
カラーマイクロ
モノクロマイクロ
COM作成
COM(Computer Output Microfilm)はコンピュータから出力されるプリントデータをマイクロフィルム上に高速かつ高密度で記録し、帳票等のイメージをそのままフィルム(COMフィルム)に記録します。
COMの最大のメリットは長期的な保存性にあります。またCOMフィルムは、リーダープリンターで簡単に読み取れるため、いつでも内容を確認し、印刷することができます。元情報をそのまま複写することにより、原本を保護するとともに、法的な証拠性の面でも安心です。
マイクロフイルム・デジタルコンバート
マイクロフィルムにしたものをデジタルデータに変換することにより、それをプリンターで出力・WEB上で公開・復元などさまざまな分野で使用することができます。
マイクロフィルムをデジタルデータに変換するためにはマイクロフィルムデジタルコンバートという作業が必要ですが、弊社ではマイクロフィルムの作成からデジタル変換まですべての工程をうけたまわっております。
デジタル時代のマイクロフィルムの活用法は、「保存はマイクロ」「活用はデジタル」を是非おすすめします。
16mm・35mmロールフィルム、マイクロフィッシュ、アパーチュアカード等各種マイクロフィルムのデジタルコンバートが可能です。
出張撮影も可能です
用途に合わせ色々なタイプのマイクロフィルムの作成が可能です
サイズ・解像度・などご希望にあわせたデジタルデータにコンバートいたします
CD-R・DVD・MO等を作成ファイリングシステムの構築も承ります
デジタルイメージとマイクロフイルムの特性
デジタルイメージ   マイクロフイルム
通常使用しているPCで閲覧が可能です。 検索・閲覧 専用ハードウェアが必要です。
フォーマットを統一してもソフトウェアの違いにより見れない場合もあります。 規格 ISO、JIS等で明確な規格が存在しています。
データを読込むための機器が必要です。 × 可視性 拡大することにより、見ることが可能です。
一部の帳簿類が電子データによる保存が認められています。 法的証拠能力 原本と同等の証拠能力を持つことが国内外の裁判所で実証されています。
ネットワークやインターネットを介しての共有が可能です。 情報の共有 × 複数からの同時利用は不可能です。
媒体の寿命や環境変化を考慮し、定期的にバックアップやコンバートする必要があります。 長期保存性 適切な保存条件下で、500年以上の保管が期待出来ます。
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